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1988年、アシックスのスポーツシューズブックより

1988年のアシックス総合シューズカタログです。

古いものでは壮絶な競り合いが繰り広げられたりしますが、この時代になるとそれほどの激闘を覚悟する必要はないようです。




1986年にαGELを搭載したモデルが発売されてから、アシックスタイガーのハイテク化は加速的に進み、1988年ともなると、かつての名作ナイロンシューズはほとんど姿を消してしまっております。




この「卵を15m(一般的なビルの5階)から20mmのαGELの板に落としても割れない」という広告は覚えています。衝撃的でしたが、卵が生卵なのかゆで卵だったのかは今に至るまで謎のままです。



<脱線>

これより60年以上前に、パーカー社がデュオフォールドという万年筆

「25階建てのビルから舗道に落下させても割れない」

とか

「飛行機から地面に投下しても割れない」

とか言って、パーマナイトという新素材の堅牢さを宣伝していたようですが、昔も今もビルから物を投げるという手法には人目を惹く何かがあるようです。

<脱線終了>



リンバーアップシリーズにはまだ生存者がいます。リンバーアップCL-DXのクッシュホール風のソールは、チューブラーベルズ・・もとい、チューブラーシステムというらしいです。エイシャンを彷彿とさせますね。





スカイセンサーやターサーも、すっかりハイテク化が進んでしまいました。





よく読むと

「その昔レーシングシューズとして定評のあったスカイセンサーに・・」なんて書かれておりまして、すっかり初代スカイセンサーは歴史的建造物扱いに成り下がっています。



デザイン的に魅力を感じるのはマラソンシューズ関係。

ただし、この超軽量シューズであるソーティーULー100は、「フルマラソン150分未満使用禁止」だそうです。

私の場合、カリフォルニアロード(自転車)に乗っても、そんなに早く完走できるとは思えません。



バッシュコーナー。ファブレジャパンやポイントゲッターは当然ながら現役ですが、ジャパンは受注生産になっておりました。ポイントゲッターは、確か昔から受注生産だったような記憶があります。

そしてこの、アシックス版エアジョーダンのようなバッシュは、ファブレMA-L(ローカットはMA-S)というモデルらしいです。初めて見ました。



モデルは限定されますが、配色を自由に決められるイージーオーダーを導入していたようです。モントリオール'76アルティメイトあたりで展開してくれれば、5色くらいは注文するのですが・・。

さて、1988年という時代には、競技靴として以外、アシックスタイガーが注目されることは少なかったと思います。

私はこの頃、街でシンプルなナイロンスニーカーをさっぱり見なくなったことに気づき、それらのシューズを再び手にしたいという情動に突き動かされるようになり始めるのですが、その嗜癖はもうすぐ30年が経過しようとするにも関わらず、一向に治癒しそうにありません。

そんなわけで、今もって細々と古物を探しては、このようなブログを書き続けているという次第なのです。



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コメント

コメント(2)
No title
88年カタログ、やけに弾んだシューズ紹介の言葉が、今やツッコミどころ満載で、また別の商品価値が(笑)。おっしゃる通り、この頃、私の周囲もシューズはナイキなど海外ブランドに人気をさらわれ、アシックスは運動部の競技用限定的な位置に追いやられていたように思います。ハイテク化は進んだものの、一世を風靡した80年代前半までのアシックスとは、シューズから放つ雰囲気は明らかに異なった印象がします。私がアシックスに熱烈な視線を送ったのはロス五輪の時期ぐらいまででしょうか。次のソウル五輪(まさにこのカタログの年ですね)の時は、国内ブランドの勢力図はミズノがトップに君臨していた感じがします。

inigo2012

2017/11/16 17:57 URL 編集返信
No title
> inigo2012さん
88年、アシックスタイガーのファンにとっては冬の時代でした。

デザイン上の理由もあったと思いますし、バブル前夜で、明るくて軽いノリのものに人気が集まっていたような気がしますので、アシックスタイガーがファッションシーンでは注目され辛い時期だったのかもしれませんね。

ランバードのマークが新鮮で、ミズノに勢いがあったような記憶はおぼろげながら私にもあります。

カッタウェイ

2017/11/16 18:10 URL 編集返信
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