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ロビンズエッグ・ブルーの近未来。エスターブルックのデスクセット

1950年代の米国製品って、なんだか ”ひと昔前の近未来” を連想させるものが少なくないような気がします。

ひと昔前の近未来、それはつまり現代のことでは・・という気もしますが、実際にその時代に生きている身としましては、そのあまりの階差ゆえ、なんだか当時の近未来ものに懐かしさのようなものを感じるのであります。

これは、別に近未来ものではないのですが、どことなくレトロフューチャーな魅力が漂っています。




シュトゥルムティーガーのような巨大な穴。ロケット弾でも発射するのでしょうか。




正体はデスクセット。デスクペンを固定させておくための台であります。

デスクペンは、青味がかったミントグリーンとでもいうような、フィフティーズらしさ溢れる美しいパステルカラー。

お店側の解説文には、このペンの色はロビンズエッグ・ブルーであると書かれていました。

調べてみると、ロビンズエッグ・ブルーとは、ヨーロッパコマドリという鳥の卵の色なのだそうです。

ティファニーのブルーも、この色から取られているのだとか。卵の画像を見ましたが、本当に美しいです。

この美しい卵の殻も、ルリボシカミキリみたいに死んだら変色してしまうのでしょうか。

お店の解説(英文)を、頑張ってもう少し読んでみると、「この色はレアだ。みんなクラックが入ってしまう(割れてしまう)からな。御多分に漏れず、このペンにもクラックが入っているぜ」というようなことが書かれているようです。

MINT(未使用品)だというのにクラックか・・。

ヴィンテージ万年筆の世界では、パステルカラーのような淡い色の樹脂が割れやすい、という話をよく見聞きします。理由はよく分かりませんが、こうした美しい色合いの製品の劣化が顕著なのは残念なことだと思います。

その儚さが、また魅力なのかもしれませんが、こうして手元に来たからには長生きしてもらわねば困ります。

まずはこのクラックをなんとかしなくては。



箱です。箱も素晴らしいデザインです。色はグレーと書かれていますが、ペンスタンド本体も青味がかっていまして、単なる灰色ではありません。

この2668というペンポイント(交換自在)は、固めの中字なのですが、ペン先にイリジウム等は付いておらず、ステンレスの先っちょを折り曲げて、ペンポイントを作っているようです。

言ってしまえば、安っぽいことこの上ないペン先なのでしょうが、そうしたことがどうでもよく(ユニット式なので簡単に交換できますし)思えてくるような色合いとデザインです。

自分が生まれてもいない1950年代の製品に、どうしてこう懐かしさのようなものを感じるのか、我が事ながらよく分かりませんが、ロビンズエッグ・ブルーという色の力なのでしょうか。
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