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「チーリンの当たりつきガム」半自動販売機の謎を闡明せよ

子供の頃、近所にあった駄菓子屋には、ャーでかい箱に入ったガム(の半自動販売機)がありました。

どうやら、お店の人に10円渡してから箱の横にあるボタンを押すと、中から色付きの丸いガムが出てきて、「当たり」の色が出ると景品がもらえる・・という仕組みであったようです。

ようです、と申し上げたのは、私は生来あまり賭博行為に適していない(射幸心が強くてムキになりやすい)ため、これに手を出すことなく、そのまま大人になってしまったからなのです。

今ではャーの半自動販売機はおろか、その店の駄菓子コーナーもろともなくなっておりますが、本日、「おかしのチップス」なる駄菓子を箱売りしているお店に立ち寄ったところ、姉妹品であろうと思われる「青リンゴガム」の半自動販売機を発見したため、これを確保し、持ち帰って分解することといたしました。

このお店では、2~3歳頃の年齢層の顧客がかなり多く、とりわけ駄菓子コーナーではその傾向が顕著であり、商品の確保には即断即決が必要であったことを申し添えます(歳くらいの女の子に「ちょっとどいてくーださい」と歌うように言われた)。



さて、これがかつて私を幻惑しようとした当たりつきガムの半自動販売機です。




すきなものがもらえるヨ!!」の殺し文句が書かれておきます。条件の提示等は一切記載されておらず、全世界を手中にできるかのような甘言を弄している・・ように見えなくもありません。





サイズが分かりにくいので、時計と一緒に。

かなりでかいブツであることがお分かりいただけたものと思います。





上部にも「すきなものがもらえるヨ!!





背後に回ると、「すきなもの」の上限と、大人に向けた「ご案内」が書かれています。

赤玉が出れば100円相当おすきなもの

黄玉が出れば50円相当おすきなもの

青玉が出れば30円相当おすきなもの

がもらえるそうです。

残余の緑玉は・・「ざんねん」とだけ書かれているので、すきなものはもらえない仕組みになっているようです。

それでは、その当たりの配合比率は・・??

半自動販売機を半・分解してみましょう。





当たり前のことですが、圧倒的に緑玉が多いです。世の中シビアであります。





これが半自動販売機の心臓部であります。地球の引力により選ばれた玉だけが箱から排出される仕組みであるようです。





それでも、きちんと赤玉(100円相当)が入っています。お店の人が大赤字になってしまうのではないでしょうか・・?


今一度、背面に目をやり、大人向けの案内を読んでみると・・。

この袋には、赤玉1個(100円相当)、黄玉4個(200円相当)、青玉7個(210円相当)の、合計510円相当の”当たり”が入っているそうです。

しかしながら、小売店様には合計510円分の品物代としてはずれ玉51個を余分に入れてある、とのことです。

さらに、この他のサービス(小売店向けの)として10個余分に入れてあるとの注意書きも朱書きで添えられております。

総計で161個のガムが入っているとのこと。1回10円で販売し、完売すれば胴元の黒字は間違いありませんが、販売当初に当たりばかり出て、その後子供たちの口コミであの箱にはすでに赤玉は入っていないということが露呈してしまうと不良在庫ばかり残ってしまう・・かもしれませんね。

仕組みが分かったので私はもう満足です。161個のガムは娘とその友達が勝手にボタンを連打して消費してくれるでしょうが、「おじちゃん、当たったよ!」と赤いガムを見せられたとしても景品の用意はありませんので、もう10回ボタンを押す権利を差し上げることにしようと思います。

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コメント

コメント(2)
No title
おー、ありました、ありました。懐かしいですね。昔、祖父が商店を経営していて、駄菓子も扱っていましたが、アタリだけ別の袋に入れられて届く商品もありましたね。

tei-g

2018/04/22 07:31 URL 編集返信
No title
> tei-gさん
懐かしいですよね。アタリは別発送される商品もあったのですか。子供時代にはアタリの仕組み(確率や採算など・・)など考えたこともありませんでした・・。

カッタウェイ

2018/04/22 11:58 URL 編集返信
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