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いつかはクラウン、いつかはダイワのスーパースポーツEX

「いつかはクラウン」

などと私は思ったことがありませんが、子供の頃に憧れたハイエンドモデルを大人になってから購入するというのは、初志貫徹、ブレなくてよい人生であり、拝跪すべき模範的購買であると言えなくもありません。

しかし、これには条件があります(偏見に基づく私見)。

石坂浩二のCMで「いつかはクラウンを買うぞ」と思ったのであれば、その後、学業を修め、労働の対価から長年クラウン貯金を積み立て、妻子を説き伏せて、ようやく手に入れたクラウンは、あの日あの時あのCMで憧れたS12 #型の7代目クラウンでなければならない、というものです。

間違っても、S21#型の14代目クラウンのピンク色などであってはなりません。少年時代の自分が欲しかったあの車とは、形状も性能も、ついでに値段も、似ても似つかない車ではありませんか。

同じなのは名前だけ。少年時代の貴方が欲しかったのは、ステイタスだったのですか?ツインカムの1G エンジンにスーパーチャージャーを搭載した(個人的趣味)、あの角ばったクラウンが好きだったのではないのですか!?

・・と、ここまで妄想を連ねてしまって申し訳ないのですが、今回は、子供時代に憧れたダイワのスピニングリール、スーパースポーツEXシリーズをついに購入した、というお話をしたかったのでありました。




もちろん、マグシールドを装備したという現行品(EX 2004Cとか)ではありません。少年時代の自分が欲しかった当時のスーパースポーツEXシリーズの未使用品を「自動販売タイムマシーン」で購入したのです。

1980年か1981年に発売されたと思われる(79年のカタログにはまだ掲載されておらず、81年のカタログには「NEW」と書かれていなかった)、ダイワ精工の最高級スピニングリールです。




なんといってもこのガンスモークボディにウッドノブ(ドラグのつまみまで!)の組み合わせが、悪趣味になる二歩手前くらいのギリギリのゴージャス感をかもし出しているのがたまりません。



謎の二本線が目印の「カラーセレクトアジャスタブルローラーシステム」なるものが中型~大型機種には装備されています。これはどうも、細い糸(といっても5号以下ですが)の糸を使うときは、右側のネジを緩めることで位置をずらすことができるという仕組みであるようです。




随所に刻まれた、高級感を醸成するための鳳凰か何かの舞い。




ロイヤルワラントのような鳳凰のマーク。スーパースポーツの証なのか、EXシリーズ特有のものなのかは、知る由もありません(カタログをじっくり読めば推察できるかもしれませんが)。



こちらの鳳凰の下には、SUPER SPORTSの文字があります。やはりスーパースポーツの象徴がこの鳳凰なのか。

以上、小学生には少し渋すぎるデザインではありますが、「大人になったら買おうっと」と誓いを立てるにはぴったりのルックス、価格(マグサーボSSより高い)のモデルでありました。

バス釣り用としては少し大きすぎる(最小モデルのEX-800でも350グラム)のと、小型モデル(EX-1000まで)にはサイレント切り替え機能がなく、リールを巻くとカリカリ音が消せないのが、子供心に少々興ざめと感じましたが・・。

そんなこんなで本日、ようやく手に入れたこのスーパースポーツEXですが・・。

自動販売タイムマシンの在庫が切れていたため、届いたのは、何とかバスやボートシーバスに使えそうなEX-800や1000ではなく、自重550gもあるEX-3000です。

これ、何に使ったらいいのでしょう??

当時のカタログを読むと、「投げ釣り用」との用途示唆が。

3号ラインを500メートル以上も巻くラインキャパがありますので、糸がなくなるまでの超ロングキャストができれば、サーフ一番の投げ釣り名人になれそうですが、恐らく私の有効射程距離は50メートルそこそこと思われます。

残余の450メートルの道糸は、これをドラグから全て引き出すお化けシロギスとの遭遇までは、活躍の場はないことでありましょう。勿体ないお化けが出てきそうです。
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コメント

コメント(10)
No title
こんにちは。

ダイワのスピニングでこんな機種があったんですか!

私は当時スポーツラインシリーズが欲しかったんですよ。
ハンドルを折り畳む時のボタンを押して倒すシステムが好きでほしかったんです。
因みに当時オリムピックのスピニングを所有しておりましたがハンドルのお付け根のネギをクルクルと回すとハンドルが倒れてくるシステムでした。

コモドドラゴン

2018/09/17 11:24 URL 編集返信
No title
> コモドドラゴンさん
ボタンでハンドルを倒すのは私も憧れました。あとはワンタッチでスプールが外れるドラグノブ頂点の押しボタンとか・・。

私が最初に手に入れたスピニングは、リョービのCXとかいうモデルで、これは付け根付近を少し逆転させるとハンドルが倒れるようです。

ようです・・というのも、最近、数十年ぶりに再入手したので試してみたところ、そのような仕組みであることに気づいた次第ですが、小学生時代はこの仕組みに気づいていなかったかもしれません。

カッタウェイ

2018/09/17 12:23 URL 編集返信
No title
> カッタウェイさん

何度もすみません。

ハンドルの件、カッタウェイさんのおっしゃるようにオリムピック製品でも付け根を少し逆回転させる仕様のものもあり所有しておりました。

ほんと懐かしいですよ!

コモドドラゴン

2018/09/17 13:02 URL 編集返信
No title
> コモドドラゴンさん
オリムピックにも同じ仕様のものがあったのですね。

オリムピック製品を使用したことがあまりないため(BX-21には興味がありましたが)大変参考になりました。

いつか、この頃のスピニングで、子供時代のようにフナの吸い込み釣りでもやってみたいです。フックはバーブレスにしておこう・・。

カッタウェイ

2018/09/17 14:05 URL 編集返信
No title
同じ頃でしょうかねぇ
レバーブレーキ付き、ワンタッチ替えスプール、ハンドルがウッドでボタンを押して収まるヤツを使ってました
確かBBX-3000だったかな!?
記憶が曖昧ですが・・。

チャミきん

2018/09/17 16:43 URL 編集返信
No title
> チャミきんさん
シマノ製ですね。81年カタログには載っていなかったので、もう少し後発のモデルなのかもしれません。

レバーブレーキ。気になっていたのですが、そういえば一度も使ったことがありません。

カッタウェイ

2018/09/17 17:46 URL 編集返信
No title
当時としてはレバーブレーキは
比較的早かった様な気がしましたが・・
掛けた時のやりとりが人差し指一本ですから
楽でしたねぇ!コマセも打ち易いし。

チャミきん

2018/09/17 22:29 URL 編集返信
No title
> チャミきんさん
コマセを撒いておられたのですね。海でレバーブレーキを使って大物とのやり取りをされたのでしょうか。憧れます。

カッタウェイ

2018/09/18 21:33 URL 編集返信
No title
> カッタウェイさん
ワタクシもルアー用にと思って買ったダイワのスプリンターが、でかくて投げ釣りにしか使えなかった黒歴史があります(^_^;)
車も幼少の頃、「車は愛だ」の愛のスカイラインを見て感化されながら、R30ニューマンスカイラインを大学の頃買った軟弱ものです。L20エンジンは良かったですが。

kazz

2018/09/18 22:15 URL 編集返信
No title
> kazzさん
当時、「ルアー用のリールは300グラムを超えてはならない」という出典不明の掟をかたくなに信じていた記憶があります。

このEXは・・投げ釣りからの招待状だと前向きにとらえることにします。

R30スカイラインに乗った大学生。羨ましいです。素敵な思い出がたくさんありそうです。

カッタウェイ

2018/09/18 22:54 URL 編集返信
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