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アシックスタイガーの傑作たち「エクスカリバー、故郷へ帰る」

アシックスタイガーが80年代初頭に発売した名作、スカイセンサー。

米国への輸出品は「エクスカリバー」という名前であったようです。

そのエクスカリバーの生き残りがこちら。



かの国から逆輸入されたのか、はたまた何かの事情で渡米しなかったのか、経歴は分かりませんが、とにかく、生まれ故郷で余生を送っています。

エクスカリバーという名前も恰好よいのですが、私にとっては、やはり「スカイセンサー」です。この姿を見た瞬間にそう呼ばずにはいられません。



X-CALIBERの証明書が添えられていたとしても。



輸出用は、黄色に白のタイガーストライプが入った箱と、この透明のビニール袋がついるものをよく目にします(e-Bayなどで)。

輸出用は上述の仕様。国内用は、黄色に黒のタイガーストライプが入った箱と、黄色い布袋・・というように区別していたのでありましょうか?



ありがたいことに今回はジャストサイズ。約35年ぶりにスカイセンサー/エクスカリバーを履くことができました。

思えば、いかなヴィンテージとはいえ、収集当初(89年くらい)はマイサイズのデッドストックしかターゲットにしておりませんでした。

ジャストサイズとはいえないまでも、なんとか足を入れられるサイズの未使用品というのが最低条件だったわけでしたが・・。

いつしか、「デッドじゃなくてもいいや」とか「履けなくてもいいや、どうせ勿体なくて履かないから」と、どんどん収集条件は緩和されていったのでありました。

でもやはり、マイサイズのデッドストックが最高であることには変わりありません。



国内モデル、スカイセンサーの水色と並べて。

今更ながら気づいたのですが、スカイセンサーは、タイガーストライプの縦ラインの間の素材がナイロンなのに対し、エクスカリバーは総メッシュになっていますね。

手元のカタログでは、スカイセンサーはやはりナイロンになっているし、エクスカリバーの海外のチラシでは、総メッシュの写真が載っています。

国内仕様/輸出仕様の差異、ということではないかと推察しますが、手元の資料が少なすぎてよく分かりません。



作りたてのよう、とはさすがに申せませんが、これが2019年に撮影された画像であるとは、ちょっと信じがたい光景だと思います。

製造時期はどちらも、1981年~1983年頃でありましょう。

1981年製だとしますと、実に38年前。くらくらします。

そういえば、1981年のさらに38年前はどんなことが・・?

1981年-38年=1943年。

せ、戦時中ではありませんか・・。

そう思うと、随分長いこと、これらの運動靴を好きでいたものだなぁ、と我ながら呆れてしまいます。

そうして、「思いがけず、随分多くのモデルが手元に集まってきたなぁ」と自分のここ10年くらいの収集癖にも呆れてしまいます。

今確保しておかなければ、という漠然とした危機感があってのことですが、ともかく、自分にとって特に思い入れがあったモデルは概ね入手しここでご紹介できたように思います。

一時期、このブログによくコメントを入れてくださっていたアトランタさんとのお約束(過去のアシックスタイガーの名作を紹介すること)を、ようやく果たせたような気がしています。

このブログは、「昔履いたオニツカ」とのタイトルをつけていますが、実はもともとスニーカーの紹介ブログにするつもりではなく、ブログタイトルには別の意味を込めておりました。

今では、復活したオニツカタイガーは誰もが知る世界のブランドになっているようですので、文字通り、昔履いていたオニツカタイガーの製品を紹介しているブログだ、と受け取られることが増えてくるのかもしれません。

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コメント

コメント(11)
No title
この記事の最後の6行を読んで、思わずこのブログの初日の記事にアクセスしてしまいました。何かブログタイトルの意味とか書かれているのかなと思ったら、最初からいつも通り普通に書かれていて、カッタウェイさんらしいと思いました。

chargeup2003

2019/03/17 08:03 URL 編集返信
No title
すみません、ブログタイトルの意味は別な記事に書かれていましたね。

chargeup2003

2019/03/17 08:07 URL 編集返信
No title
> chargeup2003さん
ありがとうございます。

chargeupさんとのやり取りが始まるまでは、このブログもお試し期間のようなものだったので、当時の記事はかなり消してしまったのですが、初日のものだけは残してあります。

ブログタイトルのこと、誰にも意味が分からないことに気づき、関係記事のURLを貼っておきました。

カッタウェイ

2019/03/17 09:10 URL 編集返信
No title
素晴らしいです。エクスカリバーと変名した輸出版スカイセンサーが、母国の最も熱烈なアシックスタイガー・コレクターのお手元に渡るとは、シューズも最高の幸せ者です。タイガーストライプの真ん中部分もメッシュのままなのと、つま先のレザーに通気孔を入れていないのが、国内流通のモデルと違いで、目を引きました。アシックスのエクスカリバーというと、このスカイセンサーの流用版?をイメージするアメリカの人が多いようですね。あと、カップインソールが水色のタオル地の国内版とは違いますね。ソールも、甲からつま先部分が厚みがあって、オリジナルを実感させます。まだまだ、アシックスタイガー発掘への旅が続きますように願っています。

inigo2012

2019/03/18 20:12 URL 編集返信
No title
> inigo2012さん
いつも熱いコメントをいただきありがとうございます。

そういえばトゥの通気口の有無が異なっていますね。間違い探しのように、相違点を調べ上げるのも面白そうです。

エクスカリバー、スカイセンサーGTの系統のほうが一般的なのかもしれませんね。

カッタウェイ

2019/03/18 23:37 URL 編集返信
No title
> カッタウェイさん

それにしても、初代スカイセンサーのデザイン、カラーリングは、当時非常に斬新に見えたものです。人気モデルになったのもうなづけますね。ただ一つだけ残念だったのが、軽量性を図るためか、ソールの摩耗が従来のモデルに比べ、明らかに早く著しいことだったでしょうか。ほとんどスポンジのような触感だったような記憶があります。ニューヨーク、ボストン、ホノルルと同期だったものの、重厚さというより、先進性が先立っていた印象です。肝心の運動機能性には無頓着の、単なるスニーカーファンの目線ですが。

inigo2012

2019/03/21 09:30 URL 編集返信
No title
> inigo2012さん
まだアッパーとトゥやヒールのパーツを色分けするモデルが少ない時代だったので目立っていましたね。

ずば抜けた軽量性と引き換えにアウトソールの摩耗を犠牲にしているのは仰るとおりで、箱の中に注意書きが入っていたように思います。運動場で履いている分にはさほど摩耗は気になりませんでしたが、アスファルトを走ると寿命は短かったことでしょう。

今回はジャストサイズなので、街履きにしてしまおうか、とも思ったのですが、あっという間にソールが削れてしまうと辛いので諦めました。

いつか、VINTAGEアシックスタイガーの集いでもあったら、おろして履いていこうと思います。

カッタウェイ

2019/03/21 13:42 URL 編集返信
No title
ご無沙汰しております。
以かなり前にミシガンの投稿などでやり取りをさせていただきましたSonnyです。
スカイセンサーは私も特別な思い入れがあります。
当時親に買ってもらいました。カラーはカッタウェイさんが所有しているものと同じスカイブルーです。当時はクッシューホールのある他のモデルが欲しかったのですが、親の「軽いシューズの方が良いから」という推しに負けてスカイセンサーにした記憶があります。懐かしいです。

Sonny

2019/04/14 18:45 URL 編集返信
No title
> Sonnyさん
おお、お久しぶりです!お懐かしゅうございます。

スカイセンサー、この年になってもう一度足入れできるとは思いませんでした。滅多に出てこないデッドストック品のはずですが、あるところにはあるのですね・・。

またスニーカーの話、釣りの話など、色々とコメントのやり取りできると嬉しいです。

カッタウェイ

2019/04/14 19:41 URL 編集返信
No title
> カッタウェイさん
本当にお久しぶりです😅
スカイセンサー、軽さを追求したモデルでしたよね。
普通はソールの1番下の層(地面と設置する面)はゴムですが、スカイセンサーはその部分さえもスポンジの様な材質でしたよね。すり減るのが怖くて気を遣っていた記憶がございます(笑)

カッタウェイさんの別の記事で読んだのですが、ニューヨークが復刻されているというのは本当ですか?!

Sonny

2019/04/15 22:58 URL 編集返信
No title
> Sonnyさん
そうですよね、スカイセンサーのアウトソールはとても柔らかくて、製品の注意書きにも「すごく早く減るからね」というようなことが書かれておりました。

私が運動場でモタモタ走っている分には、大して摩耗しませんでしたが、アスファルトでガンガン使うとあまり長持ちはしそうにありませんでした。

ニューヨークの復刻、海外での発売のようですが、本当のようです。逆輸入品と思しきブツが国内の通販サイトにも出ていました。

シンプルかつ上品で、街履きには良さそうでしたが、「ニューヨーク」か?と言われると、やや微妙でした。現物を手に取ってみたわけではありませんので、あまり参考にはなりませんけれど・・。

カッタウェイ

2019/04/16 00:01 URL 編集返信
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