FC2ブログ

シャツの前立てのステッチについて

2019年08月10日
4
それでもイギリスのシャツが好き
名古屋のオーダースーツ屋さんへ仕立て出ししていたシャツが本日仕上がってきました。

生地はエイコーン社の刷毛目(エンド・オン・エンド)です。



KIMG1613.jpg



今回、お店にお願いしたのは、前立て(プラケット)のステッチを、いつもより真ん中に寄せて欲しい、ということでして・・。

このファクトリーの通常の前立ては・・。

KIMG1611.jpg

かなり外寄りにステッチがかかっています。私が持っているシャツでは、米国ブルックスブラザーズのボタンダウンシャツがこんな具合です。


私は英国シャツ屋さんが好きだった(最近は生地しか買っていません)ので、前立ての間隔は、もっと中央に寄っていたほうが落ち着くのです。



着心地には一切関係しない、どうでもよい類のことなのですが・・。



参考までに、手持ちのシャツの前立ての間隔をメーカーごとにご紹介しますと・・。


【トーマス・ピンク】
KIMG1606.jpg
3本均等に近いのですが、やや中央がナロー気味です。





【ハーヴィー&ハドソン】
KIMG1605.jpg
こちらは、中央のほうがやや広めとなっております。




【ターンブル&アッサー】
KIMG1607.jpg
ハーヴィー&ハドソンと同じくらいか、やや中央寄りといった印象です。




【T M Lewin】
KIMG1604.jpg
ちょっと分かりにくいのですが、上述のメーカーのものより中央が広めになっているようです。




【W H TAYLOR(旧COLES)】
KIMG1608.jpg
比較的リーズナブルな価格でオンライン・パターンオーダーに応じてくれるW H TAYLORの前立ては、Lewinに近い感じです。


・・結果的に、今回オーダーした前立ては、トーマス・ピンク風というのが一番近い印象です。

誰も気にしてはいないと承知しておりますが、前立ての間隔が均等に近づいたことで、少しシャツのフロントが精悍な感じになったのではないかと、注文者本人は自己満足に浸っております。



※こちらのお店にはwebサイトなどありませんが、ご子息が同じサロン(マンションの一室)でオーダースーツのお店をやっておられまして、そちらのお店にはwebサイトが用意されています。

オーダースーツサロン セイ】



後継者がいるということは、今までにシニアのフィッターの方と、100時間も200時間も会話を重ねて蓄積されたことが無駄にはならない(ご子息が引き継いでくれる)ということかと思い、勝手な期待と一方的な安心感を抱いているところです。


関連記事
スポンサーサイト



カッタウェイ・カラー
Posted by カッタウェイ・カラー
1)80年代アシックスタイガーや70年代オニツカタイガーを中心としたヴィンテージスニーカー,2)昔の「ジーパン」,3)英国調トラッド服,オーダースーツや革靴,4)オールド国産タックルとルアー釣り,5)ヴィンテージ万年筆,6)その他昭和レトロ・懐古趣味の雑記などについて書いております。

Comments 4

There are no comments yet.

chargeup  

記事と無関係のコメントで恐縮ですが

甲子園ご覧になっていますか。中京大中京1回戦突破、おめでとうございます。

2019/08/11 (Sun) 15:54
カッタウェイ・カラー

カッタウェイ  

Re:記事と無関係のコメントで恐縮ですが

甲子園、東海大相模の試合だけ見ておりました。愛知県の中京大中京が勝利したのは嬉しいのですが、所要で見逃してしまい、テレビをつけたら勝利して退場するところでした。

2019/08/11 (Sun) 19:23

あんぶろーしあ  

No title

とてもツボな記事です!!
仕上がったシャツの衿先の佇まい(中の芯の感じ)が好きです。
イギリスのシャツはそうなのですね~。
確かに一般的なシャツの前立て、ステッチはけっこう脇ですね。
センターに寄っている方がシャープな印象に思えます。
今度、息子の作る時はより気味でやってみようかな、と思いました。

昔の服、色々見比べてみたいなぁ…。
今はもう、実物が残ってる分しか見れませんけど、
もっと未来、データで型紙が残るようになったら、
細部の遍歴、数世紀分とか一気に検索で知れて面白いんでしょうね。
(今、スタートレックを見直してるのでそんな気分です)

2019/08/17 (Sat) 19:22
カッタウェイ・カラー

カッタウェイ  

To あんぶろーしあさん

コメントありがとうございます。ネクタイをすると見えなくなる部分なので、「こんな些末なことを気にして・・」と思いながら書いておりました。

あんぶろーしあさんはご自分でシャツを仕立てるスキルをお持ちなので、色々と試すことができそうで羨ましいです。

襟芯は、店主の好みに逆らって、一番固いフラシ芯を頼んでいます。ガントレットボタン外しも遂に実現できたので、概ね自分好みの仕様で注文することができるようになりました。

古い服の遍歴、データ化や再現・・進化し続けている「半・分解展」に期待しています。

2019/08/17 (Sat) 19:58