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七色の変化球万年筆、WATERMANのNo.7

2019年10月26日
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エンピツ・消しゴム、万年筆
1920年代後期に発売されたというウォーターマンの傑作万年筆、No.7です。

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初めてこの万年筆を知ったのは、すなみまさみち氏の著書「101本の万年筆」を読んだ5年前のことでした。

「こんな美しい万年筆が存在したのか」

と衝撃を覚えたものであります。

このペンは、ペン先が7種類用意されていて(当時の価格も7ドル)、それぞれのペン先に色が割り当てられており(普通の中字はレッド、細軟はピンク、など)、しかもキャップバンドにそれぞれのカラーバンドが装着されていて、ペン種が一目で分かるようになっているのです。

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ペン先にもREDとかPINKの刻印が入っていて、鍵穴のようなハート穴(という表現もヘンですが)のカッコよさとあいまって、私カッタウェイの右脳を直爆したのでありました。

ペン先のバリエーションは、レッド、ブルー、グリーン、イエロー、ピンク、パープルそしてグレーの7色です。当時の広告ではグレーがまだ載っていないものがあり、発売当初は6色だったようです。

7つの超能力を備えたレインボーマンのような万年筆。もちろん全色揃えたくなりますが、人気抜群のモデルらしく、金銭的にもタマ数的にも、コンプリートは夢物語です(私にとっては)。

さらに後年、ブラウン、ブラック、ホワイトが追加されたとかで、このブツはその追加されたブラウンになります。ブラウンも細軟ですが、ピンクほどには柔らかくない、との説明をどこかで読みました。

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それでも、私には当分使いこなせそうになさそうなフレックス度。146のテレスコープ254の柔らかさとはまた違った繊細極まりない感触です。破壊してしまわないよう心して使わなければ。

なんでも一番柔らかいのはブラックらしく、一度だけ売られているのを(海外の専門店がオンラインで)目にしましたが、たちどころに売り切れとなりました。ホワイトに至っては画像ですらお目にかかったことがありません。

No.7はもう90年近く前に廃版となってしまったようですが、現代の万年筆でも、こうして色分けしたカラーバンドが付けば、同じモデルでも何本もカラーバンド違い(つまりペン先違い)を揃えたくなるのでは?と思うのです。

例えばパイロットのカスタム742あたりでこのカラーバンドを取り入れてくれれば、七色どころか十五色のカラーバンドが並ぶことになり、色鉛筆のセットのようできっと壮観です。

ただし、値段は色鉛筆のようにはいかないので、全色セットで売れることはあまりなさそうではあります。
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カッタウェイ・カラー
Posted by カッタウェイ・カラー
1)80年代アシックスタイガーや70年代オニツカタイガーを中心としたヴィンテージスニーカー,2)昔の「ジーパン」,3)英国調トラッド服,オーダースーツや革靴,4)オールド国産タックルとルアー釣り,5)ヴィンテージ万年筆,6)その他昭和レトロ・懐古趣味の雑記などについて書いております。

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