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爪ニブを持ったパイロット社のアラフィフ・ショート万年筆

20200428_233400.jpg

預かりもののパイロット社製、ショート万年筆です。

天冠には、赤いジュエルが埋め込まれており、エスターブルックのナース万年筆を少しだけ連想させます。

恐らく1970年前後のブツだと思われます。ペン先を引っこ抜けば、生産工場と生産時期が分かるはずですが、私では破壊するだけで元に戻せないので我慢。

指から生えた爪のようなニブ(ペン体)。付け根には、コンクリンのハート穴を彷彿とさせる半円状の穴があります。

洗浄時に、スポイトで内側から水を送り込むと、ペン先から水平に水が出るのは勿論ですが、この半円からも、クジラの潮吹きのごとく、垂直に水が噴出するのがなかなかの見ものです。

50年くらい前、このショート万年筆は売れに売れたようで、今でも未使用品が沢山死蔵されているみたいですね。

キャプを尻軸に挿せば、それなりの長さになりますので、実用性はかなり高いと思うのですが、デザイン的に少し時代がかっているものが多いせいか、再ブーム爆発の兆しは今のところ感じられません。

とはいえ、これだけ金が高騰すると、新品の金ペンをリーズナブルな価格で入手するのが難しくなり、その結果、この時代の死蔵万年筆が脚光を浴びる日が来ないとも限りませんね。

せっかく書くために作られたのですから、多少、使い手に届くまで時間がかかった(半世紀)としても、是非、使命を全うしていただきたいと願わずにいられません。



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