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妻との買い物(靴編)




高島屋へお買い物に行ってきました。紳士服売り場にやたらカメラが来ていると思ったら,雑誌LEONの表紙をいつも飾っている”チョイ悪オヤジ”のジローラモ氏とLEONの編集長が来ていました。

婦人服売り場をちょっと覗いた所,マドモアゼル・ノンノンというお店の前で,ふとディスプレイに目をやると,そこには明らかにインポートと思われるブーツが。

婦人靴というのは,紳士靴以上に良質な靴を手に入れるのが困難であるように見受けられます。極端なことを書いてしまいますと,女性靴は男性靴よりデザイン・流行が優先されるため,値段相応の品質を備えていない靴が少なくありません。もとより,手入れをして5年,10年履くことは,メーカーも消費者もあまり想定していない靴が多いと思います。(もちろん,良質な靴を提供してくれる国内メーカーも存在するはずです)

私がず~と妻の靴選びに随行していて思ったのは,良質な靴は,靴コーナーではなく,洋服屋コーナーで見つかることが多い,ということです。

洋服屋さんが,自分のブランドイメージに合った靴をイタリアやスペインあたりから買い付け,売り切れゴメンで提供している靴。コイツが意外と狙い目なのです。

※理由 インポートながら無名ブランドがほとんどなので,品質が良い割りに,べらぼうな価格設定はしない。

多分,そんなところだと思います。ただし,靴屋さんではないので,サイズ,ウィズ(足囲)は,選べないことがほとんどですが・・。

話を戻して,マドモアゼル ノンノン(日本語にすると?「お嬢さん,ちゃうちゃう!?」違いますよね・・私のほうが。ノンノン嬢か?フランス語できる方,教えて下さい。)。

イタリア製の無名シューズをかなりの種類展開しておりました。イタリア靴といえばタニノ・クリスチーを始め,高級シューメーカーがひしめいておりますが,なにも有名ブランドでなくとも,良質な靴を作れる無名ファクトリーが,まだまだ残されているようです。

中でも私の目を惹き付けたのが,このジョッパーブーツ。私はジョッパー大好きなのです。自分はSHIPTONからグレンソン製のジョッパーを取り寄せましたが,アッパーが固く,とても女性には薦められません。

総じて,イタリア靴のほうが英国靴より軽くてソフトなのですが,英国靴好きから見ると,いささかデザインに走りすぎたと感じられる製品も多く,「英国靴の雰囲気を醸しだしたイタリア靴,ないかなぁ・・」と思っていたところに,このノンノン靴!

・・・・なかなかのもののようです。

ファクトリーは,イタリアのCOURTLEY&SONS社・・・って初めて聞く名前。なにやらネーミングまで英国っぽいです。1955年創業とのことで,この世界では新参の部類に入るのかもしれません。ちょうど創業50周年です。アニバーサリーモデルの誕生に期待。

一見,正統派英国調のジョッパーなのですが,製法は中底に縫い目があるから・・マッケイか?ん?なんだか違う気が・・

中底に縫い目があるのに,ちょっと外寄り(2枚目画像参照「おい・・脱線してるやん!」)を縫っていて,しかもウェルトらしきものがあり,出し縫いもかかっている。ソールも2層になっていて,パッと見グッドイヤーのようにも見える。

ひょっとして,これがウワサのグッドイヤーとマッケイのいいとこ取り製法,ブラックラピド製法とかいうやつなのでは!?

中底と1枚目のアウトソール・・ミッドソール?をマッケイ縫いして,ウェルト(細革を廻らせるのではなく,ミッドソールの外縁部分なのか?でもカカト部分で継いだ痕があって,本物のウェルトっぽい。)と本当のアウトソールを出し縫いしているのか。納得!

私の好きな英国靴は,大抵判で押したようにウェルト製法が多いので,ブラックラピドは初めて買った・・・って嫁さんの靴なんですけど。

そうそう,履く前に手入れするのが肝要・・・なんで私が磨いているのかよく分かりませんが,きれいになりました!(3枚目の画像)

一部のイタリア靴の特徴なのか,トゥがあまり反っていません。妻がマンホールの蓋に蹴つまづいて転倒しないことを願うばかりです。

この日の私の買い物は,リペア用の真鍮釘と,遠藤周作の名著「悲しみの歌(海と毒薬の続き)」と工具コーナーで買ったスタビレー社のマグカップ(ドイツの工具メーカー。工具からは足を洗ったのに)でしめて1,200円というところ。

夫婦とはいえ,貧富の差が拡大しているようです。早く嫁さんローン(お小遣い前借りとも言います)を返さないと・・。

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コメント

コメント(10)
No title
さすがカッタウェイさん、目の付け所が違います。私は靴の中まで見ないもんなぁ・・。しかし、奥さんの靴をせっせと磨くカッタウェイさん、素敵です(笑)

そら

2005/10/09 17:37 URL 編集返信
No title
女性靴売り場に連行されると,私はまず靴をひっくり返して底を見ます(底の素材は革か合成底か,縫っているか貼っているか)それから,中を覗き込んで,内張りと中底の素材や製法を確認し,修理の可否,値段とのバランスを見ます。一人だったら間違いなく変態です。しかも「可愛いか,似合うか,手持ちの服と合うか」は一切判断できない役立たずです。

カッタウェイ

2005/10/09 17:59 URL 編集返信
No title
ぁ!わたしも、よく靴底の素材をみます^^でも、中敷まではチェックしていませんでした(汗)ご紹介の写真を拝見して、思わず「 ほしい!」と思ってしまいました…☆こどもがいるうちは、上質な靴は購入を渋ります…^^長く履くためには、やはり愛情のこもったお手入れが必要になるし、履きかたも注意が必要ですから…☆いまは、がまんの子です(涙)☆カッタウェイさんの奥様は、幸せですね…☆

-

2005/10/09 18:58 URL 編集返信
No title
SORAさん,小さなお子様がいらっしゃるときは,レザーソールの靴は滑って危険だし,早く歩けないし,素早く履けないし,当面我慢ですね・・。あと,子供が勝手に履いたり落書きしたり天気予報したりしないでしょうか。右の靴で天気予報されたら,左足で「あさっても天気にな~れ!」と放り投げられるような度量を持ちたいものです。と言いながら,きっと烈火のごとく怒ってしまうのかも・・。

カッタウェイ

2005/10/09 19:15 URL 編集返信
No title
そうなんですよ^^とにかく、子連れでないときの外出にしか、登場しません… 学生のころは、友人とよくインポートをチェックしていたんですけどね…☆

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2005/10/10 19:48 URL 編集返信
No title
SORAさん,学生時代からインポートをチェックされてたとは。私は学生のころは,もっぱらナイキでした。革靴は固くて疲れて蒸れるものと決めつけていましたので。視野が狭かった・・。

カッタウェイ

2005/10/10 21:35 URL 編集返信
No title
わたしは、ただいま ナイキ三昧です^^微妙な、視野加減です(汗)

-

2005/10/13 23:15 URL 編集返信
No title
SORAさん,ナイキで子供と走り回るほうが,きっとずっと素敵に見えます。そういえば,ここはもともとスニーカーブログなのでした。

カッタウェイ

2005/10/13 23:39 URL 編集返信
No title
とっても素敵なデザインの上、綺麗な革ですね。ツヤがあって履きこめば履きこむほど味が出そうな靴かもしれませんね。確かにレディースでここまでのクオリティを求めるのはなかなか難しいですよね。私は、個人的に紳士靴に触れているのが好きで、紳士靴の雑誌見つけると即買いしちゃいます。履きこんだ経過も良かったら見せてくださいっ★

sae

2005/12/31 01:31 URL 編集返信
No title
ちょっとバックルがしょぼいのですが、普遍的なデザインでありながら、もろ男靴ではないので、人の靴ながら気に入ってます。こんなのを自分で作れたら・・と思わずにはいられませんが、行動に移せません。

カッタウェイ

2005/12/31 01:42 URL 編集返信
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