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ある釣れない日の奇行


長い間釣りをしていると,何が悪いわけでもなさそうなのに,どうしても釣れない日というのがあります。こんな日は早々にあきらめて家に帰り,うまいものでも食べて寝るのが賢明というものです。

しかし,賢明とはほど遠い私は,釣れなくなると次第に奇行に走ることがあります。

そこそこのサイズのプラグで反応がないと,まずスモールプラグにチェンジします。これで釣れないと,センコーやグラブをノーシンカーで投げます。これでも釣れないと・・バレーヒルから出ている超極小グラブをスプリットで投げたおします。最初ゆっくりリトリーブし,次第にリトリーブを早くすると,コバッチが取りつかれたように追ってきます。

しかし,時としてそれでも反応がないことがあり・・そんなとき私はミミズを掘り始めます。ミミズがいなければオケラやバッタを投げることもあります。どうしても魚の顔が見たいとき限定ですが・・。

真夏に未知の野池でそこまで試して,全く反応がなかったことがあるのですが,突如相棒と2人でアリをつかまえはじめ,周りのクモの巣にアリを投げ入れてクモが出てくるのを見て楽しむという不可解な行動に走りました。この儀式,どこかで釣りと繋がっているのかもしれません。


あるスポーニングシーズンの昼下がり,ベイトはうようよしているのに全くバスの気配がないとき,私は急に,「あの岩場を越えたところにパラダイスがある」と訳のわからないことを言い始め,自分より大きな岩を乗り越え乗り越え,相棒が「帰ろうよ~」と泣き叫ぶのも聞かず,やみくもに未知のパラダイスを求めて人気のない断崖絶壁を取りつかれたように突き進みました。

すると,目もくらむような断崖が続く中,ふと開けたような場所があり,そこで何の気なしに上を見上げると,木の枝にロザリオ(十字架)がぶら下がっていました。日本最大の湖をのぞむ断崖絶壁で,私は今日自分がここへ吸い寄せられた理由を告げられたような気になり,血の気が引きながらも必死に人里を目指したのです。

当然といいますか,その日はノーバイトでした。絶好のコンディションなのに,バスがどうしても釣れないときは,何か目に見えない,人ならぬものの力が働いているのかもしれません。

※画像はこの記事とは全く関係ありません。

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コメント(1)
No title
蟻地獄に蟻を滑らせて観ています。すり鉢の中に落ちたアリは…。そのうち,すり鉢の底,中央から何かがうごめいてきます。シャッシャッと砂が舞い上がります。アリは這い上がろうともがきますが…。もがけばもがくほど,中央底に落ちていきます。そして,ガバッと大きな鋏で捕まってしまい,砂の中へ。ア~メン

ペーパーキャプテン・りヴぁ

2005/09/23 18:53 URL 編集返信
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