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英国(T.M.Lewin)のボタンダウンシャツ





ボタンダウンシャツといえば,米国シャツの専売特許というイメージが強いのではないでしょうか。

英国のシャツメーカーもボタンダウンシャツを用意してはいますが,あまり推奨してはいないように見えます。それに,襟にボタンが付いているだけでロールせずペタンコだったり,襟の形が鋭角的過ぎて気に入らなかったりと,あまり購買意欲が湧かないものが多かったようにも思います。

それにもともと,私はあまりボタンダウンを着る機会がなかったのです・・数年前までは。

ところが昨今強制的に広まっているクールビズのお陰で,職場は室温29度,湿度70という亜熱帯。とてもネクタイなどしておられません。

ネクタイをしないと,固いカッタウェイ・カラーやダブルカフスも間抜けな感じがします。

「ノータイだったらやっぱりボタンダウンがいいよなぁ・・。」

ブルックスやアイク・ベーハーも良さそうですが,今回はあえて投売り中のT M Lewinに注文してみることにしました。なんといってもVAT抜きで16.5ポンドからという安さが魅力です。

待つこと10日と少々。届いたLewinのボタンダウンシャツは,これまで購入してきたドレスシャツとは異質なものでした。

英国のシャツメーカーが,一生懸命米国らしさを出そうとするとこうなるのか・・・。

1)丈が短い。
英国シャツの特徴である丈の長さが全く感じられません。前と後ろの丈があまり変わらないのにも驚きました。

2)剣ボロに,ガントレット・ボタンが付いている。
英国のシャツには基本的に付かないものだと思っていました。

3)襟のバックボタン,ハンガーループ,ボックスプリーツが付いている。
いずれも,LewinやHarvie&Hudsonのドレスシャツにはないものでした。

4)身幅がスリム
サイズがS,M,L展開なので,普段より首周りが1/4インチ小さいサイズを買ったせいもあるのでしょうが,いつものズン胴さがありません。

5)胸ポケットが付いている・・のはカジュアルシャツだから当然なのでしょうか。

6)前立てのステッチ幅が広い。

7)袖口のボタンが,いつもの縦に2個ではなく,横に2個(つまりアジャスタブルに)なっている。
機能や汎用性重視の表れでしょうか。

おまけ)
2枚目画像を御覧下さい。ボタン付けの位置を間違えて,縫い直したのはいいけれど,前の糸がそのまま放置されています。

「直せばいいんだろう!!」
という強気の姿勢が見え隠れします。これも米国の雰囲気を出すため・・ではなさそうです。

まとめ)
Lewinの場合,確かにボタンダウンシャツには違いないのですが,なにかが欠落,あるいは,なにかが過剰な気がします。あと,私の場合,丈が短いシャツは,どうも落ち着きません。長崎弁で言うと,「腰周りがすーすーすー」です。

・・そう思って実際着用してみると,腕を上げても裾がずり上がりません。アームホールの大きさや,カットそのものから違いがあるようです。
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コメント

コメント(2)
No title
カッタウェイ様
やっぱり同じ英語圏でも文化の違いなんですかね。
ウィンストン・チャーチルは、イギリスとアメリカとの関係を評して「共通の言語によって仲違いした二つの国家」と述べたことがあるそうです。
東京の人が作った大阪風お好み焼きみたい(?)な感じなんでしょうか?
私の職場もクールビズで熱帯状態です。ノータイにはやはりボタンダウンの方が「間抜け」感がないですよね。
米国のブランドのものを買うことにします。

dunsford

2009/06/25 17:07 URL 編集返信
No title
dunfordさん,かつての501XXやMA-1のように,アメリカにしか出せない味わいのようなものがあるのでしょうか。Lewinの早速着てみましたが,丈が短く,なんだか落ち着きませんでした。

カッタウェイ

2009/06/25 21:14 URL 編集返信
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