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「一生モノ」の服の一生

1989年の秋に購入したブリルブロス社のG-1。今秋で20周年となりました。




G-1の長い歴史の中では,現行品に過ぎませんが,手持ちの服で20年以上愛用している服は他にありません。

ズバ抜けた耐久性と流行に左右されない完成されたデザイン・シルエットに改めて感心しつつ,ラナパーを塗り塗り・・。

「革ジャンは一生モノですから」

今ほどにはファッションが多様化していなかった80年代にはよく耳にしたこの言葉。一生モノと言われたA-2やG-1,B-3が街に溢れておりました。

それなのに,一生どころか20年くらいしか経っていない現在においてさえ,この手の革ジャンをみかける回数はめっきり少なくなってしまいました。

考えられるのは

1)持ち主が一生を終えた。

2)手入れが悪くて短命に終わった。

3)箪笥の中で「トップガン2」の上映(と再ブーム)を待っている。


といったあたり(女性エビエイターが主人公の「トップガン2」が作られるというのは本当なのだろうか)ですが,まだまだ着られるのに,捨てられてしまったジャケットも多いに違いありません。

私にしても,かつては寝巻き代わりにしていたG-1なのに,今では袖を通すのは年に一度か二度。もはや必要不可欠な服ではなくなってしまいました。

それでも,たまにこの服に袖を通すと,懐かしさと恥ずかしさが入り混じったような,なんとも言えない気分にさせてくれます。

G-1は,ほんの少し皺が刻まれたものの,あの頃とほとんど変わっていませんが,私は考えることもすることも,当時とはかなり異なってしまっており,そのギャップがなんだか同窓会のような気恥ずかしさを生じさせるのでしょう・・。

さて,女性の洋服は男性より遥かに流行に左右されやすいと聞き及んでおりますので,妻はこんなに古い服は持っていないだろう・・と思いきや,なんとわがG-1をさらに10年は上回るオールド・アイテムが続々と!

一点目


かつての大洋ホエールズの「湘南カラー」を彷彿とさせる見事な配色。ジップはYKKなのですが,持ち手が欠落しております。

二点目


なんの変哲もないジャンパーですが・・左胸に輝く二人組の刺繍が泣かせます。

三点目


いわゆるサード(557XX)風のデザインなのですが,あちこちの折り返し部分に生地の耳を使っています。

どうやら義母が「娘に子供ができたら着せようか」と取っておいたものらしいです。ピンク・レディーはともかく,湘南カラーのジャンパー姿は,私も見たいです。
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コメント

コメント(20)
No title
chargeupさんの仰るとおり,一生ものと言われる服は地味なのが多いですね・・。子供服は知り合い間をぐるぐる回ることが多いようなので,意外と残らないことが多いのではないか,と思います。
私は大洋ファンではないのですが,この時代のユニフォームには惹かれます。そういえば阪神や中日の帽子はなんだか昔に戻ったような印象です。

カッタウェイ

2009/10/31 23:49 URL 編集返信
No title
一生モノ、、、若い頃はイロイロこの言葉に励まされ、、後押しされました、、、笑

湘南カラーはナイキのスティングなんかとピッタンコですね、、、

baja9631

2009/10/31 23:52 URL 編集返信
No title
おお,スティングも湘南カラー調でした。復刻版でいいから,合わせてみたいものです・・14センチがあれば。

カッタウェイ

2009/10/31 23:55 URL 編集返信
No title
カッタウェイ様
「一生モノ」、私もこの言葉に弱いですねぇ(笑)
私も幸いにまだ一生を終えていないので、私の持ち物のうちどれが一生モノだったのかは分かりません。
私の持ち物で20年以上現役のモノは、グレーヘリンボーンのツイードジャケットと同じくツイードのグレンチェックのジャケット、シェラデザインの60/40マウンテンパーカーぐらいでしょうか。
考えてみると少ないですね(涙)
確か、店員さんに「一生モノ」と言われて買ったものはこの倍くらいはあったはずですが・・・どこに行ってしまったのでしょうか?
やはりツイードは長持ちですね、カッタウェイ様のツイードオーダースーツが「一生モノ」になることを祈っております。

dunsford

2009/11/05 14:44 URL 編集返信
No title
ツイ-ドが長持ちと聞いて安心しました。なにやら納期が延びていますが、年内到着を信じて楽しみに待ってます。

カッタウェイ

2009/11/05 18:38 URL 編集返信
No title
↑びくびくしました。

chargeup2003

2009/11/05 21:52 URL 編集返信
No title
chargeupさん,新幹線で携帯からコメントを入れたらこうなってしまいました。ニセモノっぽかったのでしょうか・・?

カッタウェイ

2009/11/05 22:32 URL 編集返信
No title
はっ、携帯からコメントするとこうなってしまうのですか。勉強になりました。

chargeup2003

2009/11/05 22:55 URL 編集返信
No title
chargeupさん,私も携帯からコメントすることは滅多になく・・初めてかな?
勉強になりました。

カッタウェイ

2009/11/06 22:12 URL 編集返信
No title
結婚前に黒のラムのコートを、一生モンといわれて買いましたが、
袖を通したのは最初の2年だけ・・・

入ってる肩パッドはずしても形はくずれて変だし(笑)
なんとかリフォームできないかと十●年思案中(ーー;)
リサイクル出来る良い方法はないもんでしょうかねぇ・・
それ以降『一生モンはナイと心得る』と心して買い物しています。

冬生

2009/12/15 19:57 URL 編集返信
No title
冬生さん,黒のラムのコートですか・・・。そういえば,いつだったか,女性を中心に黒の革製ハーフコートが流行したのを記憶していますが,数年で全く見かけなくなったのを覚えています。
革コート,革ジャンパーの流行って,意外と短命に終わりますよね。
街に溢れたトップガンに爆撃手にバイク野郎はいずこに・・。
リサイクルも手強そうです。私なら,丸く切り取ってコースターだと言い張るか,楕円に切り取って超高級マウスパッドだと言い張ります・・。

カッタウェイ

2009/12/15 21:05 URL 編集返信
No title
はじめてまして。
ブリルブロスG-1でググっていたらこちらがヒットし、愛用20年
という同じ境遇につい嬉しくなりコメントさせて頂きました。

私のブリルG-1は91年の購入ですので来年20年目です。購入当時
厚くしっかりした革がなかなか身体に馴染まず苦労したものです。
毎年オイルを塗り塗りし、20年経とうというこの頃、ようやく
馴染むようになりました。ブリルのG-1は本当にハードな仕立てです。
なおかつオーソドックスで流行に左右されないスタイルですので幾つに
なっても着られると思います。私も末永く愛用していくつもりです。

pur*m*oyaji*

2010/01/11 17:06 URL 編集返信
No title
来年で20年モノのG-1をご愛用なのですね。仰るとおりブリルブロスの分厚い牛革は,馴染むまでに相当の忍耐を要求してきますよね。私はよくこれを着たまま寝たものでした。あまり着なくなってからは,一年間友人に貸して着用してもらったこともあります。
愛用されている方からのコメント,とても嬉しいです。ありがとうございました。

カッタウェイ

2010/01/11 17:35 URL 編集返信
No title
1年以上もたってからのコメントですみません。
初めて偶然にたどりついてしまいました。
2枚目と3枚目の奥様が着ておられた子供用ジャンパーに食いついてしまいました。
いいですね。湘南カラー。そしてレトロな胸の刺繍。
もっと全体像を見てみたくなります。

実はこの自分も小学生の頃にこんなジャンパーが大好きで、秋冬は毎日着ていたんです。
キルティングが入っていて袖や腰がゴム編みになっていて、とても温かかったんですね。
胸に刺繍やワッペンがあってツートンカラーやいろんなデザインがありました。
ファッションにはめちゃめちゃ疎かったけれど、ジャンパーだけにはすごい興味を持っていました。
だから今でも自分のものや友達の着ていたものも含めて、今でもこんな昭和の子供ジャンパーのコレクションをかなりの数大事に持っています。

奥様も素晴らしいですね。ご結婚されてもこんな服を大事に残していることに絶賛です!!

jum*er_*ipp*r

2011/04/12 06:18 URL 編集返信
No title
子供用ジャンパーに反応いただき嬉しいです。昭和の時代はまだファッションがそんなに多様化していなくて、大体似たような恰好をしている(冬はジャンパー)上に、数もそんなに持っていない。それだけにジャンパーはその級友そのものという感じがします。
子供ジャンパーのコレクション、いいですね。色々な意味で暖かそうです。

カッタウェイ

2011/04/12 20:54 URL 編集返信
No title
その通りで、当時の小学生はひと冬同じジャンパーを着続けるのが当たり前でした。
クラスメートのジャンパーは色で覚えていたものです。
校庭の遠くや廊下の向こうにいても、ジャンパーの色で誰がいたのか判別できましたね。
特にこの湘南カラーは珍しかったと思います。

「鬼ごっこ」をやるとジャンパーの色で鬼の判別をしたり、「色鬼(いろおに)」だとジャンパーの色で狙われましたね。

春になる頃はだいぶ汚れが目立ったものです。
暖かくなると1シーズンの間お世話になったジャンパーを脱ぐのが、なんだか寂しかったり、また秋になって前シーズン着たジャンパーを出してもらうと懐かしかったり・・

jum*er_*ipp*r

2011/04/13 06:40 URL 編集返信
No title
今でも小学生時代の級友がどんなジャンパー(ジャージ上含め)を着ていたか、かなりの数思い浮かべることができます。
自分が買ってもらったジャンパーでは、兄と揃いだった紺のパイロット風ジャンパー(といっても胸に小さなワッペンがあるだけ)がお気に入りでした。今思うと、実際のフライトジャケットとは程遠いものでしたが、それを着ると少しだけ気分が高揚したのを思い出します。

カッタウェイ

2011/04/13 22:39 URL 編集返信
No title
ブリルブロスg-1で検索した結果、時間を越えてたどり着きました(笑)。自分の中では今G-1がブームになりブリルブロス社のものは、造りの評判が良いとの情報を元に80年代のG-1をオークションで手に入れました。自分も20年着るつもりで、大切に着ていきます。

あんぱんまん

2013/12/01 13:04 URL 編集返信
No title
私が最初にG-1を購入した1987年には、オーチャード・モーターサイクル社とブリルブロス社の2社がサプライヤーだったのですが、専門誌の記事ではあからさまに前者を推奨していたのに、実際に手に届いたものを見てがっかりした覚えがあります。
反面、2年後に購入したブリルブロスのものは、革の品質も均一だし色剥げも少なく、ここまで差があるのかと驚かされました。
来年で25年になりますが、まだまだビクともしない頑丈さです。
アクリルのボアとリブは風合いが今一つながら、耐久性は抜群で、一生ものと呼ぶに相応しい一着だと思います。よき相棒となりますことを。

カッタウェイ

2013/12/01 15:11 URL 編集返信
No title
内緒コメ様、私のG-1(80年代後半)より古いモデルのデッドでしたら、革の手ごわさも格別かと推察します。黒タグ時代のものでしょうか?時を経てこれだけ愛情を注いでくれる着用者に出会えるとは、幸せな一着ですね。

カッタウェイ

2013/12/06 19:35 URL 編集返信
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