FC2ブログ

あの頃の「フツーのジーパン」にまた会いたい。

「フツーのジーパン」を見かけなくなってからどれくらいの年月が経つのだろう?おしゃれ用でもマニア向けでもなく、単なるフツーのジーンズを・・。
 
本でも読もうと押入れをガサゴソしていたら、昔のリーバイスブック等々がでてきて、ふとそんなことを思いました。(右上の内田有紀はジーンズでなくコンタクトレンズのパンフです。当時好みだったので一緒にしまってありました。)
 
 
今、街で見かけるジーンズが「普通」でないというのではありません。フツーかどうかは、あくまで私の脳内での勝手な自己基準によるものです。
 
では、私が「フツー」と感じるジーンズとはどのようなものか・・。それは15年くらい前まで、街にあふれていたジーンズたちです。
 
5ポケットでヒップポケットにはメーカー独自のステッチが入っており、一目でどこのメーカーか判別できました。・・・多くの人が贔屓のメーカーや品番を持っていたのではないでしょうか?
 
もちろん、テンポラリーなモデルも沢山ありましたが、それはそれ、これはこれという感じで、オーセンティックなモデルは常時ストックされていたように記憶しています。
 
私は大学時代、ジーンズの販売員をしていました。大学にいた時間よりジーンズショップ(これも死語でしょうか?)にいた時間のほうが長いと思います。

その頃は、ちょうどヴィンテージ・ジーンズが爆発的人気を博し一気に相場が跳ね上がった頃で、有名メーカーが少しずつ復刻版を本気で作り始めた頃でした。
 
ジーンズの未来について、当時の私はこんなことを考えていました。
 
「かつてベルボトムやブーツカットが流行った時代があり、スリムやケミカルウォッシュのゆったり&テーパード(私はボンスリ・・ボンタンスリムと(脳内で)呼んでました)がもてはやされたこともあったけれど、ジーンズはやはりリーバイス501やリーの101、あるいはラングラーの11MWが基本モデルで、復刻版の出来もだんだんよくなってきている。」
 
「消費者は、高品質でオーセンティックなジーンズの魅力に満足し、これらを定番としつつ、ブーツカットやフレアーのようなテンポラリーなモデルについては流行の影響を受けて入れ替わっていくのだろう・・。」
 
今思い出すと、外れるにもほどがあると笑ってしまいます。ファッションがらせん状を描きながら常に変化していくものとは聞いていたのですが、これほどまでにジーンズの世界が激変するとは予想だにしませんでした。
 
この後、ジーンズの世界では(私には)予想もできなかったことが次々と起こります。
 
・レーヨンジーンズの流行。まさかのボブソンの巻き返し。
 
・ユニクロの大躍進。ユニクロは当初、自社製品だけを販売していたわけではなく、アディダスやコンバースのスニーカーなどを安売りしていたのを覚えています。初期のCMでは酒井美紀が起用されており、最近のモデルさんとは明らかに傾向が異なりました。
 
・ヒップポケットにステッチのないジーンズが普及。私は、これが許されるのはリーバイスの大戦モデル(ペンキのステッチはすぐ消えてしまう)を再現する場合だけだと思っていました。
 
・プレミアムジーンズの台頭。リーバイスをはじめとする老舗メーカーの商品構成も激変・・・。
 
今ではもう、何がどうなっているのかまるで分かりません。
 
・・でも、どうなのでしょう。そろそろ、あの頃のフツーのジーンズを履きたくなってくる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 
リーバイスは501、502、505だけではありません。フツーの中のフツーだった503、515、レザーラベルの525、足が長く見えると(食い込み効果?)評判だった510(ファイブ・テン)・・。
 
あと、リーバイスは白無地のTシャツも逸品だったのでした。
 

 
リーなら基本モデルの201、赤いタブのタイトな205・・・。リーの「田舎くさ~い広告」、大好きでした。
「町に知らない場所はない、知らない人もいない・・。」
 

 
ラングラーの8シリーズ、9シリーズは私は好きではなかったけれど、これもクセがなくてフツーでした。
 

 
エドウィンならなんといってもインターナショナル・シリーズ。ロンドン・スリム、厚手のロンドン・クラシック、ロッカー御用達?のスーパーロンドン・・・。
 

 
こうしたフツーのジーンズは、路面店ではなく街の小さなジーンズ・ショップ(ジーパン屋)で売られていました。
 
こうした店もあまり見かけなくなったことから、フツーのジーンズが街にあふれることは容易ではなさそうです。
 
 ※おまけ
パンフを見ていたら、当時の地方紙CAPLAのシールと'86年の映画の新聞広告(切り抜き)が出てきました。これは「カイロの紫のバラ」と「ラウンド・ミッドナイト」を名古屋市矢場町のシネマAへ見に行った記念に切り取ったものです。(ラウンド・ミッドナイトは多分見ていない)
 

 
「カイロの紫のバラ」は今でも大好きな映画ですが、予告の「未来世紀ブラジル」も劇場で見ておけばよかったと、この切り抜きを見て今更ながら後悔の涙を流すのでありました。
スポンサーサイト



コメント

コメント(20)
No title
なんでも持つと早くこのブログを探せなかったかが悔やまれます90年代半ばLeeもラングラーもラングラーをはじめとして原点回帰されてたジーンズ業界Leeでは201*205ラングラーも11mwz*11MWBまで発売し懐かしいミニカタログを季節ごとに出しタブを切って販売する論外なリーバイスをバィバイしLeeとかラングラーのイレギュラー外見は正規品と見た目変わらない奴を 2~3千円で買いまくりました、あの時ジーンズメイト、マルカワ輝いていました!もう一度あの真摯な姿勢があればボブソン、エドウィンの悲しいニュースはなかったのではないですかね。歴史は繰り返すからまたやってくれることねがってます。あっブルーウェイ広島で相変わらずGジャンとか製造してるみたいです。

吉継

2014/03/15 16:23 URL 編集返信
No title
早速の御返事ありがとうございます、先月の話ですがエドウィンよりレジェントジーンズとしてLee101*102*205のような細身のストレートタイプが定価11000円以上するものが4900円均一でビブレで売られていてヨーロピアンモデルの101*102もあるのに即買いしてしまいました101はow*swみたいなやつを2本もです、エドウィンは自社ブランドとLeeのパンツはメイドインJapanですがGジャンやWranglerはあいかわらず中国で生産してるようです。この前丈つめする前のWrangler 13mwz米国製ですが 1000円で吊されてたので取りあえず購入しました。やはりいいですねレプリカであっても昨今ダメージジーンズとしてsw加工してタンニン加工を施しオマケにところどころを破って発売されているジーンズより色落ち等で一緒に時を過ごせる感じがどうぞこれからも宜しくお願いします。

吉継

2014/03/15 22:31 URL 編集返信
No title
うーん昨今ユニクロ系に影響されているのてしょうかライトンをはじめジーンズメイト、マルカワどこも商品の質や展示方が似ていますよね、あとジーンズマイスターがいますとの触れ込みがある店もあるのにフルカツトやow等の用語で話し掛けると分からないという事もあり新規開拓で他のお店や、古着屋回りが増えました。そんな中でビブレでLeeを古着屋で新古品のWrangler13mwzを見つけました。此方の方がいつかの懐かしいジーンズ店の要素が感じられたのは正直新鮮な驚きでした!自分やはりもいつかのジーンズ派です。

吉継

2014/03/15 23:53 URL 編集返信
No title
そうですね、ある雑誌かなにかにユニクロ系はファッションで捉えるのでなく日用品としていたのですがそれで経済的に余裕がある20~50代の小金持ち層がよく購入するんだとか、なんかさびしいです。しまむらとライトンの服のデザインは類似していてものすごく派手です両極端なんですかね、先月ビブレで購入したLeeですが言葉は的確ではないですが売れ残って値を下げてた様です...

吉継

2014/03/17 10:36 URL 編集返信
No title
いつも必ず書き込みに早々返事を頂きありがとうございます。どちらが......という気持ちなんとかわかります、そういえばエドウィンインターナショナルシリーズでしたでしょうかが全盛だった一時期ロンドンスリムやそれに続いてスーパーロンドンとかが今のスキーニー的位置的なところでしばらくしてからやはりストレートが良いと言われだして90年代初期の復刻ブームにつながった点を考慮すれば又再びの原点回帰がくるのかな!といただいた御返事を読みながら期待をしたいと思います。

吉継

2014/03/19 15:38 URL 編集返信
No title
昨年の終わり頃ライトンとLeeのコラボという触れ込みでカラフルな色とりどりなスキーニージーンズが発売されました、Leeと言っても結局エドウィンでしょうと言いたくなりましたが、余り売れ行きは芳しくないようです。そりゃーユニクロ系の後追いだしとタイミングが遅いんだな細身タイプは孤高のLeeを冠したスタイルでは203*205あたりが限界だと学習しろよライセンス収得企業のエドウィンさん!原点回帰絶対来ると願ってたら
昨日あたりからユニクロ系コマーシャルでストレートタイプジーンズを某スポーツスターを起用しアピールしているようで良いかまずいかは別にして複雑な気分です。

吉継

2014/03/20 04:52 URL 編集返信
No title
言われてるように大切にしなければならない事はあるはずです、カンサスの青い風、こちらのブログにもあった町に知らない...からはじまるいい意味で田舎臭いフレーズがあとジェームスだとかが履いたジーンズこれらがLeeライダースのイメージでした。ジェームスはぜんぜん詳しくありませんが確かリーバイスのコマーシャルに起用されていたイメージがあり事実を知りびっくりした事を覚えてます。これからジーンズとGジャンで気分良く外出出来る季節ですね。ところでこちらのブログは更新はまだですかカッタウェイさんからいろいろ教えて頂きたいです、いささか図々しいかもしれないですが是非お願いします、

吉継

2014/03/21 13:24 URL 編集返信
No title
何日かまえに知人が自分の20年以上前から履いているビッグジョンExtraを差し「どうしたらそんないい具合な色落ちになりますか、」と問われて当たり前ですが着替えたらすぐ洗うとこたえたらジーンズはそんなに洗うんですかとおどろかれましたなんでも持つてるジーンズはリーバイスが多くなるべく洗うなとアドバイスされていたそうです、おなじような話しを何回か聞いたり読んだりしたことがあります。そのたびにだいぶ前のジーンズのコマーシャルで牧童風の男が川でジーンズをゴシゴシ洗っている場面を思い出します。そんな事もありブログ更新をお願いしました。ジェームスはリーバイスを履いている可能性もあると言うこともわかりますそうですよね決め付ける事はありませんよね。

吉継

2014/03/22 07:56 URL 編集返信
No title
そうなんです同価格帯では上質な生地を使用しているという意味でしたありがとうございます。たまたま通信販売のジーンズコーナーを観ていたらLee201が出てましたラベルも 90年代のモデルのです、まだまだ生産してるようです、それとも在庫なんですかね最近はお店の
ジーンズコーナーとかにもカタログ等がなくて現在どんなものか出ているかがわかりません。Leeとライトンのコラボもお店でわかった事です、こんなこともジーンズがあまりパッとしない要因なのですか?

吉継

2014/03/23 09:01 URL 編集返信
No title
最近は四季にあわせジーンズ類が変わるからからでしようか、春秋はあたりまえのジーンズで勿論それ自体は四季を通じ販売されていますが、夏は薄い生地やデニム以外の素材のジーンズ類が冬はデニムに別素材を混紡したり裏地をつけた販売側はがいう機能性ジーンズや暖パンという形でディスプレイの真ん中を占領してます。季節に主役がコロコロ変わるからからでしようか、なかなかミニカタログ等が発行されにくい環境を生んでいるのは?

 吉継

2014/03/24 08:14 URL 編集返信
No title
少し前までオンスの度合いでジーンズの重さや厚み具合を換算して自分は季節に応じ履き分けていたのですが、最近のジーンズは軽いというか柔らかいのです。ですから同じインチであつてもウェストボタンが軽く閉まれる利点はあるようですが?生地か薄い感触がしますただ有るショツプの店長さんはアンモニアを用いて加工したデニム生地でオンスは変わらないと話してくれましたが前のデニムのジーンズと比べるとはなんか心もとない感じがします。
追伸、
いつも御返事じを頂き感謝してます、

 吉継

2014/03/25 08:31 URL 編集返信
No title
あの頃のフツーのジーパンは殆どが言われてるようにかちっとして重さや厚み具合は武骨で不器用ないい感じでしたね、厚みがあれば真冬の雪風にもけっこうへっちゃらでしたったけ!この前のビッグジョンエクストラやラングラー11mwzLEE201*205*Leeジャパンフルカツトモデル、ボブソンリーバイス505なんかはいまでも酷暑の時期以外は活躍してくれてます。そこで教えて頂きたいのですがたしかワンウオツシュや軽めのストーンウオッシュよりブリーチ加工したデニムを使用したモデルが厚みがあった感じがしますがやはりブリーチのダメージ対策のためですか?

吉継

2014/03/26 05:48 URL 編集返信
No title
ご丁寧なお答えに感謝致します、言われるところのラングラーファジーブルージーンズなのかもしれないです所有しているジーンズ当時の勤務地函館のマルカワさんで特売品として購入しました、長続きしない...?予想された通りだったんですね、ワンウオツシュ、ストーンウオッシュそしてブリーチ、ウオッシュ加工はこの3タイプだったんですがそこにケミカルが加わって売り出し時期で商品の入れ替えで店員さんがケミカルを推してくれましたが自分はケミカルがケロイド状におもえ好きになれませんでした。

 吉継

2014/03/27 07:12 URL 編集返信
No title
カッタウェイさんの今回の書き込みを読みやはりという想いでホッとしました、もしケミカルが好みだったら前回の自分の書き込みは失礼かも知れないからです。今考えてみるとケミカルから派生してダーメージジーンズへ続いてきているのではないのかなそしてあの頃のジーンズがあまり姿を見せなくなっていったのは!分岐点だったのかもしれないです?追伸Lee 205
の現行モデルは当時の赤タブが消えその外のLeeのタブと同じになりがっかりしました。

 吉継

2014/03/28 06:14 URL 編集返信
No title
本当にそうなんですよ、Lee205トリムフィットストレートだけ付けられた伝統のレッドか赤タブでしたかねカタログでの説明は当時はなんか伝統の中になんか新鮮さを感じこの前書き込みで触れた函館の街を離任する少し前に馴染みだった小さなジーパンショップで最後だから挨拶のつもりで定価でワンウオツシュの 205を購入しました。当時の店員さん良くしてくれました、カッタウェイさんもジーンズショップで働いた経験おありになるんですよね?あの頃のジーンズショップにはジーンズを語り合える雰囲気がいい意味で感じられときにはミニカタログなんかを開きながら説明を聞いたり今なら許されないかもしれませんが。

吉継

2014/03/29 05:20 URL 編集返信
No title
いつもご丁寧なご説明ありがとうございます。此方の機器の具合が芳しくなく書き込みが載るか不安でしたが送信出来たみたいですね、最近G-styleとかデイーゼルというメーカのジーンズ類を目にしますがリーバイス以上の価格帯ですどんなところなものか全然わかりません調べてみましたが立体裁断で出来たそうでカッタウェイさんで解ることが有れば是非教えて下さいお願い致します。

 吉継

2014/04/02 09:42 URL 編集返信
No title
前の書き込みの件ありがとうございます、此方もトウキョウスリムを調べてみましたがありませんでした。80年代~90年代にかけEDWINはいろんなものを作ってましたものね、ウェスタン調の刺繍を施したGジャンや靴や果てはシェラデザインそっくりなマウンテンパーカーまでありました、そういう意味ではひょっとしてEDWINは或る意味お手頃感を除いたファストファッションを模索したのでは?ところがユニクロ系が登場して目算が建たなくなってしまったのかなと勝手に推察してしまいます。

吉継

2014/04/03 07:46 URL 編集返信
No title
凄いパワーでしたよね、EDWINは世界を席巻したのでは?と、コマーシャルなんかもテレビからながれたり確か番組なんかも提供してましたよね。リベルトはフランスという人とイタリアのメーカーという人がいてどちら何ですかねペーパーパッチはモヒカン刈りの顔のイラストでボタンフライでなんかリーバイス501を意識したモデルでしたかね?リベルトはジーンズではだいぶ前から見かけませんが昨年EDWINから青色のベルトがリベルトブランドで発売されてました、あと確か白色の2種類が有って 1900円でした、そのうちジーンズもリバイバルするかもしれないです。

吉継

2014/04/04 00:51 URL 編集返信
No title
トリムストレートLeeライダースの赤タブうーんいいですね、205はやはり伝統を重んじこうでなきゃいけないと考えるのは自分らばかりでしょうか?おまけにカンザスシティウオッシュ略してkウオッシュでしたね、ミニカタログでは。あくまで個人的意見ですが叶うならばデッドストックのほうが履き心地は慣れているせいもあるかもしれませんがここ数年に製造販売されたLeeライダースしっくりするかと思います見つかること心より願っています。

吉継

2014/04/07 11:46 URL 編集返信
No title
Leeライダースは誕生の地カンザスで盛んな牧畜関係の従事者に愛用者が多くカントリー的イメージ(良い意味意味田舎の雰囲気)があるのですが最近日本では若い女性からの支持が凄いみたいです、親会社のEDWINの方針からかいろんなメーカーとのコラボレーションの効果からとありました。そういえば「Lee」という女性誌も有りますがLeeライダースと関連性でもあるのでしょうか?

吉継

2014/04/08 07:16 URL 編集返信
コメント投稿
非公開コメント

カテゴリ

検索フォーム

FC2カウンター

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

月別アーカイブ

ジャンルランキング

[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
480位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
服飾
5位
サブジャンルランキングを見る>>