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ドレイクスのビスポーク・タイ・サービス

ドレイクスのオンライン・ショップにBespoke and Custom Made Tie Serviceというコーナーがあり、一本からネクタイをカスタム・メイドで作製してくれるそうです。
 
私はネクタイを注文したことはなかったし、その必要も感じていなかったのですが、気に入った柄(Macclesfield end on end)がたまたま品切れで、入荷予定日を過ぎてもず~っと品切れだったので、「このままカタログ落ちするかもしれない」との危機感から、待たされはするものの入手が確実なビスポーク・タイ・サービスを利用してみることにしました。
 
選べる項目は、生地のほか、以下の5項目です。

1)長さ

 136センチから168センチまで。2センチ刻みで好きな長さが選べます(148センチがスタンダードと書かれています。)。手持ちのタイを色々調べると、このあたりの長さが一番使いやすいことが確認できたので、長さはスタンダードな148センチとしました。
 
2)幅
6センチから10センチまで8段階の選択肢があり、8センチがスタンダードと書かれています。手持ちのタイやらジャケットのラペルやらを色々調べ、8.5センチを選びました。
 
3)芯地
ライト、レギュラー又はヘビーの3段階から選べます。私はライトを選択しました。芯が厚いと締めるのが億劫になり敬遠してしまう(私の場合)ためです。
 
4)Tipping
先端裏側の裏地のことでしょうか。セルフ(共地)、ネイビー、ホワイト、Untipped(裏地なし)から選べます。私はUntippedを選んでみました(なんとなくです。)。
 
5)ループ/キーパーの有無
有りにしておきました。
 
 
選択項目は以上です。納期は2~6週間。価格は155ポンド(VAT込、送料別途)です。既製品が95ポンドですので、まずまず良心的な価格といえるのかもしれません。
 
1月13日に注文し、待つこと27日。想定どおりの納期で連絡も丁寧でした。
 
さて、届いたブツは・・・
 

 
 
こんな感じで梱包されていました。リボン?と包装紙に包まれたネクタイ。何だか気分が高揚します。添えられていたカードには、Cutter,Tipper,Slipper,Looper/Labellerの担当者のお名前がそれぞれ直筆で書かれていました。
 

 
カードの表面にはBespoke order for の下に注文者の名前が書かれています。箱もしっかりした作りです。こんまりさんなら中身を出した瞬間につぶしてしまうのでしょうが、私の場合はもちろん天袋行きです。
 
 

 
包装紙です。各々のディテールの説明が書かれています。面白いです。捨てられません。ときめきますから。
 

 
中央部分の手縫い箇所の説明です。
 

 
ネクタイ本体です。
 

 
裏面はこんな感じ。先端部分を折り返したとき、ぴったりと収まるのがいいネクタイ、とどこかに書かれていましたが、小剣側は本体側の処理が左右でバラついており、ぴったり収まりそうにはありません。でも、本来の機能に影響があるわけではなし、これも味だと思っています。
 
手に取ったときの触感はとても気に入りました。サラサラこぼれるようなシルクではありませんが、Woven tieらしいギッチリした好みの触感です。
 
それから探しもとめたこの柄。よく似た柄はどのお店でも目にするのですが、ズバリというものになかなか巡り合えなかったのです。
 
これがMacclesfield tieに分類されるのか、Spitalfield tieに分類されるのか、よく分かっていなかったのですが、アラン・フラッサーの「DRESSING THE MAN」によれば、Spitalfield tieはMacclesfield tieよりほんの少しFancierでLarger motifs、なんだとか書かれています。
 
なによりドレイクス社自身がMacclesfieldと紹介しているので今回はそれでいいことにします。
 
ビスポークといいながら、先方の職人さんとは一言も言葉を交わしていない(メールですら)のですが、手仕事の匂いが感じられ、納期も価格も納得のいくこのサービス、私はとても気に入りました。
 
「いつまでも あると思うな 英国定番」がこの10数年で学んだ個人輸入に関する最大の教訓です。ポンドも上がり続けていますので、興味がおありの方はお早目に・・・。
 
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コメント

コメント(2)
No title
カーテン生地ならまだしも、服地やブランドには詳しくないので、勉強になります(勉強、というほども理解はできていないですが)
ネクタイの包装紙が「捨てられません」のところに激しく同感しております。素敵ですよね~♪

冬生

2013/02/21 16:00 URL 編集返信
No title
冬生さん、ネクタイの包装紙を捨てられない気持ちが分かってくださるとは心強いです。ただの包装紙なら捨ててしまいますが、これはちょっと・・。何に使うというわけでもないのですが。

カッタウェイ

2013/02/22 18:17 URL 編集返信
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