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擦り切れるまで。(ファストファッションとの付き合い方)

食べ物を粗末にすることには理屈抜きで罪悪感を感じるのに、まだ着られる洋服を平気で捨ててしまう。
 
そんな傾向は見られないでしょうか?
 
色々な味を楽しみたいからといって、10種類のハンバーガーを買って一口ずつ頬張り、残りは全部ごみ箱へ捨ててしまう。
 
ファストフードのお店でも、そんなことをしたら相当のひんしゅくを買うに違いありません。
 
でも、ファストファッションのお店では?
 
まだ痛んでもいない洋服を次々処分し、新しい洋服を買い求めることを前提に宣伝・価格設定・商品構成が決められていないでしょうか?
 
まだ着られるファストファッションの洋服を捨てるのに、さほど抵抗を感じない方が多いとすれば、なぜでしょうか?
 
お米を一粒でも残すと「お百姓さんの気持ちを考えなさい」と叱責されたものですが、異国で、しかも、恐らくは過酷な労働条件化で、ファストファッションブランドの洋服を作っている方のことは、どう考えたらいいものでしょうか?
 
不買が進めば仕事を失うかもしれません。需要が増えれば、いっそう競争が激しくなり、ますます労働条件が低下するかもしれません。
 
どうしたらいいのか分かりません。でも、何かが間違っているのは確かだと思うのです。
 
食べ物を捨てていいときが限定的であるのが普通であるとしたら、着るものだって同じではないでしょうか?
 
「着るものを無条件に捨てていいのは、どこか破れたり、擦り切れたり、サイズが合わなくなった場合だけ。」
 
そんな倫理観がもし一般的になれば何が変わるでしょうか。ファストファッションは立ち行かなくなるでしょうか。
 
それとも、一、二度着ただけで擦り切れるような服を、さらに低価格で発売してくるでしょうか。
 
裾が擦り切れてきた、ファストファッション店のチノパンを眺めながら、そんなことを妄想しておりました。
 
完全に擦り切れても、もう同じお店で買うことはないでしょう。擦り切れたとはいえ、洋服を捨てること自体、決して楽しいことではないので、なるべく経験しなくてすむようにしたいのです。
 
 
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コメント

コメント(2)
No title
衣食住を足る・・・・まずは、十分に与え、その次に、質を求める。
文化的に、まだ、未発達なレベルだと思われます。
流行を追うのではなく、生活の質という文化にこだわり、質を見極める目を持つ事。
つまり、生き方、そのものにこだわる。
また、そんな時代が来たように思えます。

基本は流されない、自分らしく、また、その個性を尊重する風潮が大切だと思うんです。

がらくた・おやじ

2013/05/19 06:29 URL 編集返信
No title
がらくた・おやじ様、ありがとうございます。
ふと思ったのですが、流行を意識していない人でも、流行を意識した服ばかり売られているがゆえに、結果的に流行を意識した短いスパンでの消費に組み込まれてしまっている面があるのかもしれません。
ひところ、ギョーザ靴と揶揄された金具付きのソフトモカシンを見かけることが減り、代わりに極端なロングノーズのスクェアトゥの靴を頻繁に見かけるようになったように思うのですが、対極にあるようなこの二つの靴を見ていると、販売側が売りやすい靴を勧められるままに購入しているのではないかと想像してしまいます。
こだわりのない方にこそ、流行に左右されないオーソドックスなデザインの靴を勧めるべきではないかと思います。

カッタウェイ

2013/05/19 10:17 URL 編集返信
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