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読んだ本と最近あったことなど

本格的に暑くなってきました。やせ我慢をしてネクタイを締めるのももはや限界のようです。
 
【リネンシャツのこと】
脱皮した幼虫の抜け殻のようにクシャクシャになっているリネンシャツにアイロンをかけ、明日からノータイで出勤しようと思います。
 
そういえば、今年は新聞広告や妻の通販カタログに、やたらとリネンの衣料品が掲載されているような気がします。男性のクールビズ素材としても、どんどん普及して欲しいと願っています。ポロシャツやアロハより涼しげで良いと思うのですが、今のところあまり男性のリネンシャツ姿は目にしません。
 
私ももう一枚くらいリネンシャツが欲しいのですが、以前購入したHarvie&hudsonからはカタログ落ちしてしまったし、他に扱いがあるのは・・Emma Willisあたりしか思い浮かびませんが、ここは高すぎてちょっと手が出ません。
 
チ○ビが透けるからと着用せず手放してしまったユニクロのリネンシャツが勿体なく思われてしまうこの頃なのであります。
 
【ジャラン・スリワヤのこと】
私の靴知識は一部を除き、2005年頃で止まっているのですが、その後、ジャラン・スリワヤという非常にコストパフォーマンスに秀でたメーカーが話題となっているのは耳にしていました。
 
ネットで製品を見ると、チャーチのバーウッドを彷彿とさせるような製品やウェストンの180ローファーを彷彿とさせるような製品があります。そしてなんといっても圧倒的な価格の優位性。
 
実際に現物(ローファー)を見てみると、コバの張り具合など差異も多く、一目で別メーカーだとは分かるのですが、雰囲気は悪くありません。
 
私は以前から紺×白のローファーが好きなのですが、ウェストンのローファーは慣らしが本当に辛い(二年以上経ちますが、まだ少し甲が痛いときがあります)し、名古屋に直営店がないし、コンビはパターンオーダーになるから割増になるし、完成したときには秋風が吹いているだろうし、ということで毎年二の足を踏んでいます。
 
紺白コンビのローファーということになると、初夏から夏にかけてしか履かないでしょうし、毎年10回くらいしか履かないということになると、慣らしが終わる前に私が老衰で天に召されるのはまず間違いありません。
 
ジャラン・スリワヤでしたら、馴染みは圧倒的に早そうです。凄い靴(コストパフォーマンスが高そうという点で)が出てきたものです。
 
【最近読んだ本など】
1)「レニングラード封鎖 飢餓と非情の都市1941-44」 マイケル・ジョーンズ著」
子供時代の課題図書で「900日の包囲の中で」という本を読んだことがあります。ナチス・ドイツに包囲されたソ連の話であることは覚えていたのですが、これがレニングラードというソ連第二の都市に対して行われた、とてつもない規模の封鎖であったことは、ずっと後になってから知りました。
 
飛行機と飛行機が戦い、戦車と戦車が撃ち合うばかりが戦争ではない(もちろん、それも大変な悲劇ですが)ということを、決して忘れてはいけないと強く感じます。「戦闘」だけが戦争ではないのだと。
 
レニングラードは、ゴーゴリの「ネフスキイ通り」や「鼻」、「外套」などの舞台となっているペテルブルグのことであろうかと思います。
 
本書で、ソ連兵が無謀な攻勢をかけることを余儀なくされ、壊滅的な損害を出した橋頭保があるネヴァ川というのが、「鼻」で床屋がコワリョフ少佐の鼻を投げ捨てたその川であり、封鎖中、ドイツ軍の絶え間ない砲撃にさらされたネフスキー大通りが、「外套」でアカーキー・アカーキエヴィッチが、仕立て屋のペトローヴィッチから「これが若しネフスキー通りあたりだったら、仕立て代だけでも七十五ルーブリはふんだくられる」と引き合いに出された大通りであるとは。
 
ほぼ100年後にこの都市がこのような悲劇に見舞われるとは、誰が予想できたでしょうか。
 
 
2)「脂肪のかたまり」 モーパッサン著
なにやらものすごいタイトルで、前から気になっていた作品です。短い話なので、あっという間に読んでしまいました。
 
人間性への絶望がテーマの作家とのことですが、本作品では、人間らしい思いやりや自己犠牲の心を持っているのは、ただ一人、「脂肪のかたまり」と呼ばれる娼婦のエリザベートのみ。あとの貴族やブルジョワの汚らわしさには暗澹たる気分にさせられます。
 
ただ、自分も傍観者だから偉そうなことが言えるのであって、同じ立場であれば同じように振る舞わなかったとは到底確約できそうにない、とも思います。
 
そのうち「女の一生」にも挑戦してみたいものです。氷室冴子の「雑居時代」で引き合いに出されるこの作品、いつか読もうと思ってもう30年くらい経過していますが、未だに1頁も読んでおりません。
 
 
さて、ついにのび太くん(米国でも人気が出るといいのですが)が最も忌み嫌う6月(祝日がないから)が始まりました。8月の「山の日」も結構ですが、祝日がない6月に是非「ぐうたら感謝の日」を創設して欲しいと、毎年この時期になるとお星さま(M78星雲あたり)に向けて祈らずにはいられません。
 
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コメント

コメント(2)
No title
脂肪のかたまりは、高校時代に読んで衝撃を受けました。
女の一生も、深く思う事が有りました。
モーパッサン、今ならどういう解釈をするかな~。

歌姫

2014/06/02 08:39 URL 編集返信
No title
うたひめさん、「女の一生」をお読みになったことがあるのですね。「雑居物語」では悲劇のヒロインを気取るある奥方の愛読書として紹介されていました。「雑居時代」を読んだついでに「女の一生」も読んでおけばよかったと、今になって少し後悔しています。

カッタウェイ

2014/06/02 19:53 URL 編集返信
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