FC2ブログ

私が苦手な言葉たち(1)「コーデ」

本日夕方、妻と娘に連れられて、とある量販洋服店に立ち寄りました。
 
しばらくすると、妙齢の女性二人組が入店してきて、子供服のディスプレイを一瞥し、吐き捨てるように次の一言を放ちました。
 
「このコーデはないわ!」
 ※注 : 最後の「わ」は女性言葉の「わ」ではなく、「こりゃあかんわ」の「わ」に近いです。
 
そして追撃の一言。
 
「頭、おかしいんじゃないの!?」
 
私は「どんな風変りな組み合わせをしたんだろう?」とディスプレイをしげしげと見てみました(自分の買い物ではないので暇で堪らなかった)。
  

【頭がおかしいかもしれないらしいコーディネート】 ※子供服です。

トップス:ラベンダー色でパームツリーの絵が胸にプリントされたタンクトップ。

ボトムス:ペールオレンジの細かな花柄パンツ。

靴:オレンジ色のサンダル。以上。

 
ラベンダー色とペールオレンジの相性がよろしくないということだろうか。う~ん、でも、子供服だもんなぁ。「頭がおかしい」と罵倒されるほどのものかなぁ・・。
 
・・私は長年の服好きですが、コーディネートが得意なわけではありません(謙遜にあらず)。
 
ありがたいことに、メンズのトラッド服は、ルールと過去の先達たちの膨大なアーカイブがあるので、組み合わせを「選ぶ」だけで「考案」せずとも十分やっていけるのです。
 
ところが、子供服の世界には、確たるルールが存在しないうえに、個性の強い色や柄が容赦なく使われている服が多いため、子供に着せる服を選ぶときは四苦八苦してしまいます。
 
妻は苦も無くパパパッと選ぶのですが、これはルール云々ではなく、感性によるもののようです。
 
つまり、私には感性が不足→コーディネートのセンスがない→故にルールと歴史に守られたトラッドに安住。
 
という面があるということになります。認めたくありませんが、真実なのでどうしようもありません。
 
そんなわけで、冒頭のディスプレイ、別に私が着せたわけではないのですが、なにやら「グサリ」ときてしまい、一体どこが「頭がおかしい」ほどにありえないのか、それを瞬間的に一刀両断に否定できる自信はどこから湧き出てくるのか、未だに釈然とせずにいるのです。
 
「コーデ」という言葉は、言わでものことですが、コーディネートの略語です。私はこの言葉を聞くと、なんとはなしに「自分のコーディネートのセンスに絶対の自信を持ち、センスが悪い(と判断した)他者を断罪する怖い人」をイメージしてしまう上、少しばかり略し方に違和感を感じるため、どうにも好きになれない言葉の一つとなっている次第です。
 
「個性的な組み合わせですこと。うふふ。」
 
くらいの言い回しのほうが、発言者の品格も上がったと思うのですが、ラベンダーとペールオレンジは、ことほどさように相性が悪いのでしょう。 
 
【追記】
この記事を書いてからわずか十数分後、娘の髪にドライヤーをかけていたら、プリティリズムの着せ替え帳を開きながら娘が一言。
 
「パパ、いっしょにコーデ考えて」
 
・・・どうか、ママに考えてもらってください。 
スポンサーサイト



コメント

コメント(0)
コメント投稿
非公開コメント

カテゴリ

検索フォーム

FC2カウンター

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

月別アーカイブ

ジャンルランキング

[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
400位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
服飾
5位
サブジャンルランキングを見る>>