FC2ブログ

松ぼっくりの上に手袋を置いてはいけない(デンツのカシミアライニング、虫に喰われる)

もう6年も前になるのですが、英国デンツ社から個人輸入したペッカリー手袋があります。
 
裏面には(親指付近を除き)カシミヤが貼られており、保温性はなかなかのものです。ポンド140円台の頃に無理して購入したもので、180円を超える今ではもう手が出ません。大事にしなくては・・。
 
さて、本日午後のことです。
 
「公園へ連れて行け」と騒ぎ立てる娘に根負けして
 
「やれやれ、寒さの中、家に居られる素晴らしさがどうして分からないんだ・・」
 
と脳内でつぶやきつつ、昨年来、松ぼっくりの上に放り投げてあったデンツを手に取ったところ、目に飛び込んできたのは、信じられない光景でありました。
 

 
 
「なんじゃあ、こりゃあぁ!」
 
被害は片手だけ。ちなみに10年以上前から着用している黒デンツのライニングは未だピンシャンしています。
 
「コスト削減でライニングの耐久性が劣化したのか??」
 
すぐ品質低下を疑うのは私の悪い癖です。よく見ると(よく見なくたって分かりますか・・)糸そのものが痩せたり滅失したりと、物理的になくなっているようです。虫食いのようです。
 
「やりやがったな・・・。」
 
私は、ブラシ掛けにムシューダにと、日頃から虫対策にいそしんでいるのですが、手袋のライニングはノーマークでした。カシミヤなんて、一番食べられやすい繊維なのに。
 
犯人は、恐らく娘が拾ってきた松ぼっくりに潜伏して機会をうかがい、昨年私が手袋を投げかけたのを幸いとばかり、手袋内側へ移住し、暴飲暴食の限りを尽くしたに相違ありません。
 
中からでっぷり太ったカツオブシムシかイガでも出てきたら、百烈肉球で八つ裂きにするところですが、既に逃走したのか贅を極めて早死にしたのか、姿は見当たりませんでした。
 
ペッカリーは洗える」
 
そういえばどこかでそんな記事を読んだような気がします。
 
もっとも、これがペッカリーでなく羊でもシカでも、例え200年前のロシアン・レインディアだったとしても、虫に食われた以上は洗浄しなくてはなりません。
 
覚悟を決めると、すぐに洗面器にぬるま油を入れ、エマールをぶちこんで手洗い。しばらく漬け込んでおくと、お湯が褐色に。
 
すすぎ洗いを繰り返し、ごく軽く絞ってタオルにつつみ、部屋干ししておきました。
 
現在も部屋干し中。復活したら、妻に泣き付いて、こんなこともあろうかと取っておいた、なぜか片方だけになっている黒デンツのライニングをほどいて補修してもらおうと企んでいます。
 
こんまりさんが何と仰ろうと、予備のボタンや片手だけになった手袋でも、役に立つときはあるのです。極めて稀ではありますが、あることはあるというのが、今回のお話の趣旨なのでありました。
 
 
スポンサーサイト



コメント

コメント(0)
コメント投稿
非公開コメント

カテゴリ

検索フォーム

FC2カウンター

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

月別アーカイブ

ジャンルランキング

[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
400位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
服飾
5位
サブジャンルランキングを見る>>