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「香川照之の熱病的思考法」から四半世紀。日本のボクシングはここまで進化した。

年末は気持ちを落ち着けて一年の出来事を振り返り、心静かに新年を迎えたいものですが、最近、大みそかにボクシングの世界戦が組まれまくるのため、交感神経全開のまま年を越してしまいます。
 
それにしても、今日の井上選手は凄かったですね。
 
香川照之さんの「解説」は、賛否両論のようですが・・。
 
私には、香川さんの気持ちはよく分かるつもりです。ボクシング・マガジンに連載されていた「香川照之熱病的思考法」を初回から読んでいましたから・・。
 
六車卓也さんが、ファン・ホセ・エストラーダにTKO負けした頃だったでしょうか、連載が始まったのは。
 
香川さんは日本のボクシング・レベル(リングアナウンスやロープの配色まで!)、特に技術レベルの遅れをこのコラムで訴えて、編集部にはかなりの批判が寄せられたそうです。
 
私も連載開始当初はかなり違和感を覚えて、懸賞に応募する際に「香川さんの連載は取りやめて欲しい」と書いた記憶があります。一生懸命努力している日本のボクサーに失礼だと感じたのだと記憶しています。
 
当時の日本は、今や伝説となった世界挑戦連続失敗の記録更新真っ最中・・・。香川さんは確か、次のようなことも仰っていました。
 
「そりゃあいつかは連敗が止まろう。にわかファイター(世界クラスの技術がないのに世界挑戦することになって、自分のボクシングスタイルを捨て、ファイタータイプのような戦法を選ぶこと)が勝つ可能性だって少しはある。しかし、このままでは世界と日本のボクシングのレベルの差は広がるばかりだと思うのだ・・。」
 ※全て当時の記憶によるものですので、文章は実際のコラムと一致しません。
 
そして、この連続失敗を止めたのは、井上選手の所属ジム会長である大橋秀行さん。
 
左ボディアッパーでのKO勝利に狂喜乱舞しましたが、日本ボクシング界のレベルが世界に追いついたとまでは言えなかったかもしれません。
 
香川さんは今夜、日本のボクシングの技術レベルが、世界レベルに完全に到達したことを実感し、「子供のように興奮した」のではないかと感じました。
 
「タイソンが負けたときの衝撃くらい」
「畑中とペドロ・デシマ戦を思い出した」
「浜田とレネ・アルレドンド戦を思い出した」
 
(・・・分かる、分かるぞ香川照之。でも、これじゃ「解説」にならないよな・・。ボクシング専門チャンネルじゃないんだから、コアなファン以外にも、分かりやすくリング上の出来事を伝えるのが解説の仕事だもんな・・。)
 
余談ですが、香川さんは、確かペドロ・デシマのスタイルを評価していて、畑中がペドロ・デシマに挑戦するとき、「畑中が勝ったら狂喜乱舞する」と宣言し、実際に誌上で(約束どおり)狂喜乱舞していたのです。
 
「たまには根性もいいものだ、と熱病的思考法らしからぬことを考えてしまう」と書いておられましたっけ。
 
おめでとうございます。香川さん。そして勿論、井上選手!
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