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砂ぼこりは刃物?革靴の手入れについて

革靴の寿命が尽きる時。それは多くの場合、アッパーがひび割れる時ではないでしょうか?

ソールはどんなに傷んでも交換が可能ですが、アッパーの修復には限界があります。

履きこんだ靴の沈み込んだ中底の快適さを思うと、オールアッパーというサービスが出てきてもいいような気がするのですが、今のところ、アッパーの寿命は靴そのものの寿命に直結していると思います。

かくも大事なアッパーがひび割れないようにするためには、日々の手入れが肝心であることは言うまでもありません。

さて、手入れには、「油分・水分の補給」という効果があるのはもちろんですが、今朝の新聞(be on Saturdayの「今さら聞けない」で「ほこり」を取り上げていた)を読んでいて、もう一つ大事な役割があることを再認識しました。

それは、アッパーに付いた埃の除去です。

曰く、「砂ぼこりには固い石英が含まれているため、柔らかい宝石は身に着けているだけで傷がついてしまう」そうなのです。

毎日、帰宅時にブラシをかけていたとしても、アッパーの皺部分には少なからず、砂ぼこりが残っているはずです。

以前、「くらっく くらっく くらっく」という記事を書いたときに、山男さんから頂戴したコメントで、「銀面のクラックの原因は皴に溜まった埃である」という説を教えていただきました。

勿論、クラックの原因は一つではなく、油分や水分の不足、曲げ伸ばしの繰り返しによる銀面の疲労といった要因もあるでしょうし、革そのものの品質によっても大きく左右されると思います。

しかしながら、靴の皺の間に、ブラッシングを潜り抜けた無数の石英が付着し、時間の経過とともに取れにくくなっているかもと思うと、ブラッシングの後、クリームを入れる前の「汚れ落とし」が非常に重要なのではないかと思わずにはいられません。

雑誌等では「古いクリームを落とすため」と解説してあることが多いのですが、併せて、「固い石英が含まれる危険な砂ぼこりを除去するため」と書き添えていただけると、不精な私でも靴磨きの頻度を上げようかという気がしてこようというものです。



新聞閲覧後、慌てて石英を除去したのは言うまでもありません・・。
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コメント

コメント(2)
No title
おくればせながらの、コメントで失礼いたします

「固い石英が含まれる危険な砂ぼこり」・・・なるほど!
すごく参考にさせていただきます

クラックをどうにかして防ぐ、出来てしまったクラックをどうにかして目立たないようにする(やりきれていないですけれど、、)

できるだけ、予防するが、ベストですねー

zakoppe

2015/05/26 01:14 URL 編集返信
No title
雑魚さま、お久しぶりです。クラックは・・やはり銀面をペーパーで削ってヌバック調にするしかないのかと、ひび割れたマスターロイドの復活再生プランがとん挫したままになっています。

クラック補修がもっと修理メニューとして一般的になってくれると嬉しいのですが・・。きっとものすごい手間と技術が必要なのですよね・・。

カッタウェイ

2015/05/26 23:29 URL 編集返信
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