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(再読)「紀行・アラン島のセーター」

アランセーターって一体何だろう?

2012年に「紀行・アラン島のセーター(伊藤ユキ子著 晶文社)」を読んで、アラン諸島のアランセーターに興味を抱き、次いでシングの「海に騎り行く人々 」を読み、「アランセーターを着る前に、ある程度、アランセーターやアラン諸島についての基礎知識を身に着けたい」と思ったものでした。

ふと気づけば、あれから早3年半が過ぎようとしております。

まだまだ、基礎知識といえるほどのものは身についていないのですが、肝心のアランセーターを手に入れることが格段に難しくなってきた様子ですので、少し自己規制を緩めて、まずはアランセーターを購入することとしました。

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いとも簡単に手に入ったように見えますが、実はそれなりに苦労しました。

ゴルウェイ・ベイ・プロダクツ社というところが、アラン諸島のニッターが手編みしたものを販売している・・ということは、webで見聞きして知っていたのですが、とっくに供給は絶えていたらしく、私が「紀行・アラン島のセーター」を読んだ翌年に国内販売店の在庫がなくなってしまい、専用サイトから姿を消してしまいました。

そして・・後から知ったのですが、「紀行・アラン島のセーター」に登場するニッターのメアリー・オフラハティさんは、私がこの本を読んだ2012年には既に亡くなっておられました。

アランセーターは姿を消しつつある・・それも急速に。あるいは、もはや「商品」としてはほぼ絶滅したのかも・・。

そんな話を見聞きして焦りつつも、縁あってようやくゴルウェイ・ベイ・プロダクツ社のアランセーターを、古着ではありますが入手することができたのです。

ケアは「何もしない」のが一番、ということらしいのですが、一応、軽~く手洗いをかけているところです。

私をこの一着に巡りあわせてくれた、伊藤ユキ子さんの「紀行・アラン島のセーター」に感謝しつつ、久しぶりに再読してみました。

アパレル関係者でもなく、作り手でもない著者の「紀行」だからこそ、アランセーターの背景としての「物語」をすんなりと受け入れることができ、アランセーターを着込んでみないと、この作品を読み終えたことにならないのではないか、という気にさえさせてくれたのでしょう。

本当は、アラン諸島へ行って、著者のように現地の人々と会話をするのが、この作品を理解するためには一番なのでしょうが、言葉の壁以上に乗り物酔いの壁が大きく立ちはだかっているため、セーターを通して遠いアラン諸島を想像するのが私にできるせいぜいのところです。
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コメント

コメント(4)
No title
インバーアランなんかはちゃんとアラン島の方が編んでるんでしょうか?手編みと聞くとお値段が上がるのもわかる気がします。

そういえば私が以前アップした凄いカラーのオニツカ、今度はカリフォルニア87?だかで同色がリリースになってますね。

tei-g

2015/10/14 12:35 URL 編集返信
No title
40年間、大事に着てます。

海比古

2015/10/14 22:10 URL 編集返信
No title
海比古さま、コメントありがとうございます。
40年間とは素晴らしいです。私も、それに近づけるよう大切に着たいです。

カッタウェイ

2015/10/14 23:17 URL 編集返信
No title
tei-g様、インバーアランは詳しくないのですがスコットランド製なのですよね。スコットランドにはアラン島があるのでしたね・・。

スコットランドのアラン島とアイルランドのアラン諸島、カタカナで書くと紛らわしいですよね。

オニツカの復刻版でそんな冒険が。アシックスの精力的な商品展開、今後が楽しみです。 削除

カッタウェイ

2015/10/15 02:12 URL 編集返信
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