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炎の難燃性ジャンパー、CWU-45/P


1987年、映画トップガンがもたらした空前のフライトジャケットブームに、街が沸いていた頃。

「なんでも、本当のホンモンのパイロットジャンパー(フライトジャケット)は、燃えない布でできてるんだってよ!」それまで本物本物と祭り上げられていたアルファ社のMA-1が、どうやらとっくに現役を引退した(しかも海軍ではなく空軍の)フライトジャケットであることに気づき始めた若者は、劇中にもちらりと姿を見せた、”燃えない布”、ノーメックス(正式名称アロマティック・ポリアミド)を使用したフライトジャケットに着目しはじめていました。

シルバーとも、オリーブグリーンともつかない、その独特の冷たい光沢。まだまだ街中ではめったに売られていなかった、抜群の希少性。そして、現在でも米国海軍・空軍に支給されているという実績。そして何よりも彼等(というか私の)度肝を抜いたのは、その価格でした。

映画トップガンのパンフレットに登場した、この難燃性フライトジャケットCWU-36/Pは、トップガンのパッチ付きとはいえ、なんと7万5千円!ナイロン製のアルファ社・MA-1が当時1万2千8百円で売られていたのに対し、そんじょそこらの革ジャンよりも高いこの”布”ジャンパーの神秘性は、数々のウンチクとともに、ティーンエイジャーの心をがっちりと掴んだのです。

1980年代も終わろうかという頃になると、それまで標準価格が6万5千円(厚手のCWU-45/P)5万8千円(薄手のCWU-36/P)だったこのシリーズも、安定した数が供給されるようになり、価格は暴落しました。

そして忘れもしない、あの消費税導入の前夜、1989年の3月31日に、半額セールで売りに出されていたISRATEX社製の官給品、CWU-45/Pを、閉店時間まで悩みまくった末、購入したのです。
周囲からは「おっさんジャンパー」と評判が悪かったのですが、憧れの一着を手にして気分は上々。

そこで気になるのは、「本当に燃えないのか・・?」

・・長くなったので、続きはまたいずれ書かせていただきたいと思います。

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コメント

コメント(6)
No title
発掘第2弾。トラバしました。MA-1つながりです。これはライトでしょうか。インターミディエットだとどれくらいのモコモコ感になるのでせう?マイルドセブンが勝つかCWU-45/Pが勝つか…楽しみだ(嘘:やっちゃいけません)

ペーパーキャプテン・りヴぁ

2006/11/21 19:42 URL 編集返信
No title
45Pはいんたーみでぃえーとであります。ショート丈ゆえ,相当なもこもこ感であります。マイルドセブンにもせんねん灸にも勝てません。でも,火事になったら,これを着て逃げます。

カッタウェイ

2006/11/21 19:47 URL 編集返信
No title
ほえ、この記事見逃してましたわ。ものすごく試してみたい欲求にかられます。おっさんジャンパーっすか・・・綺麗な色だなぁと思ったのですが・・ぬーん。

そら

2006/11/21 20:40 URL 編集返信
No title
そらさん,このなんとも不思議な光沢と当時6万5千円という青少年を突き放す価格設定に,随分と憧れたものなのです。ただ,買って着てみると,世間の反応はそんなものでした。試してみたい・・というのは着用したまま燃え盛るピン○ロへ飛び込んでみたいということでせうか。それなら供出します。

カッタウェイ

2006/11/21 20:47 URL 編集返信
No title
試しに燃やしてみて6万5千円がパーになったら大変ということですね。この続きは?

chargeup2003

2006/11/21 21:13 URL 編集返信
No title
chargeupさん,試しに糸や切れ端を燃やしたことはあります。発火せずに炭化?するのです。なかなか感動します。ジャケット丸ごとはさすがにできません。一着しかないし,もう買わ(え)ないので・・。

カッタウェイ

2006/11/22 21:23 URL 編集返信
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