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ボクサー、亀田兄弟の夢見る世界

亀田選手の東洋タイトル奪取は、深夜とはいえ中部地区にも放送され(生中継はならず・・テレビショッピングに敗北)大きな衝撃を与えたと思います。

話題先行型との評判が絶えなかった亀田選手、予想していた「早熟の天才」といった印象ではなく、気が遠くなるような反復練習によって磨き上げられてた、完成度の高いファイターのように私の目にはうつりました。

相手は東洋チャンピオンとはいえ、王座決定戦に勝ったばかりの狙い目王者ではありましたが、実力証明には十分だったと思います。ただ、ボクサーには実力+相性がありますので(高橋ナオト会長が言うところの、ボクシング=ジャンケン論)今後、歯車のかみ合わない相手に対し、どれだけの戦いができるのか?というあたりが気になるところではあります。

とはいえ、十分、話題性に伴う実力の持ち主であり、今後が本当に楽しみな選手の一人です。

ただ、気になることが一つ・・・。

お父さんも3兄弟も、「ボクシング以外は勉強も全くしなかった。チャンピオンになれなかったら最悪だ。」「普通はいい高校、いい大学へ・・と考える。でもこの世界では、世界チャンピオンが東大だ。3人揃って世界チャンピオンになるのが目標だ・・・」と語っています。

人生を懸けて、世界チャンピオンになって、そこからどうするのか。

いかに人気ボクサーとはいえ、軽量級では、一試合で億単位のファイトマネーはなかなか稼げないでしょう。現在の相場は分かりませんが、元世界3階級制覇王者でメキシコの英雄、J.C.チャベスがライト級王座を統一したときの報酬が約1億円くらいだったと記憶しています。チャベスはこの時、Jライト級を9回連続防衛し、WBAのライト級を制覇、1度防衛したところでした。そして王座統一戦。相手は百戦錬磨のブルファイター、J.L.ラミレス。

タイソンの90数秒で終わる試合に十億円単位の報酬が支払われていたのですから、このチャベスとラミレスには、一生遊んで食べていける程度のファイトマネーが支払われてもよさそうなのに、思いのほか少ないな、と感じたものです。歴史に残る中量級の名王者が統一戦を行ってもこの程度なのです。

アジアでしかほとんど試合が行われない・注目されないフライ級で、果たしてどれほどのファイトマネーが支払われるのか。ボクサーは野球選手と違い、一年に2,3試合できればいいほうなのではないでしょうか。

世界チャンピオンは東大。それはそうかもしれません。ただ、決定的に違うところは、世界チャンピオンはベルトを失うとただの人も同然というところ。東大は、むしろ卒業してからが魅力なのでは。

世界チャンピオンに憧れ、体を壊しながら戦う日本のボクサー達。その中のほんの一握りの者がたどりついた夢の地位が、彼等の期待を裏切ることのないよう、十分な魅力を有していますように。

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